先月31日、新型コロナウイルスに感染し、今月7日に退院した脚本家・宮藤官九郎(49)が27日、月曜パーソナリティーを務めるTBSラジオ『ACTION』に電話出演。
同日、2週連続で電話出演になった宮藤は、入院時・退院後の状況や、新型コロナウイルスの恐ろしさについて語り、改めて視聴者に「過信しないで」と呼びかけています。
この日、約25分間の電話出演となった宮藤。
コーナー冒頭で、宮藤は改めて「うかつな行動で多くの人を濃厚接触者にしてしまった」と謝罪し、
「そう思うには理由があって、一番大きいのは岡江久美子さん」と切り出しました。
自身のバンド「グループ魂」のミニアルバムのジャケットに岡江さんを起用した縁があり、
「気さくで元気な人。感染したってニュースもなく訃報が飛び込んで…」と衝撃を受けたといいます。
また、宮藤は無事に新型コロナから復活し、退院したことを発表。
「現在は自宅療養中ですが、いたって元気です」と退院後の体調について触れていました。
宮藤は、自身の新型コロナウイルスの症状についても告白しており、入院して4日目くらいまでは酸素を鼻から入れていたのだが、その器具を外した途端、少し動いただけで息が切れるようになったと告白。
「肺自体が『ちゃんと動いているのか?』という不安になるくらい」だったよう。
最も衝撃を受けたのが担当医からの「今夜が山です」発言だったそうなのですが、
宮藤は入院後、すぐにアビガンの投与もしてもらえたおかげで回復することができたとしていました。
「自宅待機中に亡くなった人、検査を受けられない人。自分がかかっていなかったら、そのぶん誰かが助かったんじゃ…」と自責の念にかられていると言い、リスナーにも「自分は大丈夫と過信しないでください。後から悔やんでも遅い」と呼び掛けたのでした。
宮藤の言葉の数々に影響を受けた人も多く、改めてコロナの怖さを思い知った人もいたでしょうね。
「今夜が山です」と言われたことからも、相当重症だったことが推測できます。
皆さんもうかつな行動は避けるようにし、今後も手洗いうがいなどできることは全力でやっていきましょう。