8月22日、第101回全国高校野球選手権は持ち味の強力打線で大阪の履正社高校が悲願の初優勝を果たしました。全国高校野球選手権大会では、若い球児たちをアイドル的に追っかける女性ファンの姿はよく見受けられます。そんな中、驚くことに追っかけ熱が特に中年女性の間で上がっているというのです….
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甲子園球場での現場で警備アルバイト男子が、管理職の上司に「追っかけの女の集団がいたら連絡するように」と指示があった とそうです…。
「高校野球大会では通常より混雑するのでボーナスが出るんですが、その分トラブルも多いんです。特に今年はひどい。前から選手を追っかける女性ファンは問題になっていたんですが、今年は中年女性が集団化が目立つのです。開会式は選手みんな集まりますので、球場周辺で選手に写真撮影を求めるファンがいるのは当然です。でも、女性グループは、集団でひとりの選手を囲んで、連絡先を渡してまわっていたんです。それが見つかって上に報告しました」（警備アルバイト男子）point 345 | 1
日本高等学校野球連盟の関係者によると「甲子園が近づくと練習場まで来て選手に接触するファンも多く、有力校ではそのために学校側が警備を増やすところもある」と迷惑行為になりやすく、若い球児たちを追っかける女性ファンの姿はよくある光景のようです。
「厄介なのは写真とかサインとか求めるぐらいならまだしも、連絡先を渡して交際を狙う女性がいること。選手は未成年なので学校側は彼女たちから守らなければならない責任もあって大変なんですよ」（関係者）
追っかけは、会場や宿泊先での出待ちが通例で、そこで連絡先を渡して、警戒の緩くなった大会終了後に密会を求めるという、もはや応援ではなく一種のナンパ化しているようです….。それも特に中年女性に多いんだそう。
今回、特に問題視された7～8名の中年女性集団は花の名前を付けた「〇〇〇〇会」 と名乗っていたそうで、警備関係者に話を聞かれた際、この会は、チームそれぞれの地元応援団と違って、全国各地の有力校を股にかけて複数のチームに寄付などをする後援者気取りの会になっていたようです。
ただ、各チームにとって寄付はかなりありがたい存在であるのもたしか。高校野球では甲子園出場が決まると学校側が費用集めをしなければならないのです。連盟からは１校20名程度の旅費と1日4千円の滞在費などが補助されますが、野球部関係者のみならず、一般生徒、 教員、保護者、後援者ら応援団の交通費、滞在費、食費、チケット代など多額の費用を調達しなくてはならないのだそう。ある地方の公立校では３回戦まで進んだ費用が１億円を超えたという話もあるようです。point 219 | 1
そうは言っても、あくまで目的がナンパとなれば選手の身が危ない。ある高校の後援者の話では、「〇〇〇〇会」のような選手のナンパ目的のグループが、若い選手たちと援助交際のようなことをしていたことが過去にもあったというのです。
「表になれば大事になるので関係者はみんな慌てたんですが、女性たちは一夜、二夜の短期の関係で去っていて、そのまま伏せられました。そのときの女性グループのメンバーはみんな裕福なタイプの 既婚者。ひとりは聞き取り調査に応じて『 騒いで困るのはあの子（選手）の方やん』 と開き直っていたんです。『性欲に困ってる男の子と一晩、 寝たからって何が困るの？』とか『こっちは精神年齢の低いガキと付き合う気ない。１度寝るだけ、何か文句ある？』とか、 かなり強気で…」（関係者）point 281 | 1
問題は前述のように発覚しても表沙汰にしにくく、 選手側の弱みがあることも理由の一つだそう。ある高校チームを応援するネット上の 掲示板でも女性の追っかけ集団を問題とする書き込みがあり、「ひとりで７人もの選手と関係した女性がいた」という話もありましたが、現在は削除されているようです。
連絡先をバラまいた 女性たちが選手らを弄ぶのは大半は大会後のノーマークになった時。甲子園の現場でいく ら警備を気をつけても無意味のようです。普通なら未成年への性犯罪のはずが、合意の上となると表沙汰になるのは少ないのかもしれません….。