今年も参りました。全国高校野球選手権大会、いわゆる「甲子園」。野球少年の夢のグラウンドでは、毎日歓喜と涙が溢れてます。今日はその中でも、決勝まで行けず敗れてしまった野球少年たちのメッセージをまとめてみました。今年も熱い夏を作ってくれた野球少年たちへの感謝の気持ちを込めて、一つ一つ読んでみましょう!
第99回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)とは?
主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟
試合日程:平成29年8月7日(月)から15日間(雨天順延、準々決勝翌日の休養日1日を含む)
出場校:49校
参加校数:3839校
キャッチコピー:「じぶん史上、最高の夏」
栄冠は君に輝く〜全国高校野球選手権大会の歌〜
雲は湧(わ)き 光あふれて
天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ
若人よ いざ
まなじりは 歓呼に答え
いさぎよし 微笑(ほほえ)む希望
ああ 栄冠は 君に輝くADVERTISEMENT 風を打ち 大地を蹴(け)りて
悔ゆるなき 白熱の力ぞ技ぞ
若人よ いざ
一球に 一打に賭(か)けて
青春の 讃歌を綴(つづ)れ
ああ 栄冠は 君に輝く空を切る 球の命に
通うもの 美しく匂える健康
若人よ いざ
緑濃き 棕櫚(しゅろ)の葉かざす
感激を 目蓋(まぶた)に描け
ああ 栄冠は 君に輝くADVERTISEMENT
2017年夏の甲子園で敗れた野球少年からのメッセージ
「最高の野球人生でした。」
引退しました。
今日は不甲斐ない試合をしてしまいすみませんでした!
でも、最高の場所で最高の仲間と野球が出来たことに感謝してます!
最高の野球人生でした。
みんなありがと!
特に、ライバルから親友に変わった小島広大!! pic.twitter.com/9jriGmAxjXADVERTISEMENT — 三村航平 (@mimu36kou) 2017年8月9日
31年ぶりの夏の甲子園出張。しかし松商学園(長野)に12−3に敗れ、1回戦敗退。その悔しさと、甲子園に出張できた嬉しさを込めて、主将の三村航平選手は応援してくれた人々に感謝のメッセージを送りました。
「苦しい事よりも楽しいことの方が多かった2年半でした。」
引退しました。苦しい事よりも楽しいことの方が多かった2年半でした。それは最後甲子園という舞台で終われたからだと思います。小さい頃からずっと憧れて、日大山形入ってお父さんと同じエースナンバーつけて甲子園で投げることができて最高でした。
ADVERTISEMENT 日大山形での野球人生、最高の夏でした!! pic.twitter.com/ki5Nhnac6v
— 森田 南々斗 (@nanato_1_19) 2017年8月11日
去年の秋からずっと県内では無敵状態だった日大山形(山形)。春の県大会で優勝し、夏は決勝で16得点して圧勝しました。しかし、強豪・明徳義塾を相手にして奮闘しましたが、延長12回に3点を取られ、6−3で敗れました。先発のエース森田南々斗選手は憧れの舞台でプレーできた嬉しさを込め、「苦しい事よりも楽しいことの方が多かった2年半でした。」とメッセージを送りました。因みに、森田選手の父・満さんは第70回大会でのエース。親子2代でエースナンバーを背負ったのです。
「自分たちのできなかった甲子園で勝つという目標は1.2年生に託します。」
8月8日で引退しました。
最高の仲間と最高の舞台である甲子園でできてよかったです!
自分たちのできなかった甲子園で勝つという目標は1.2年生に託します。
これからも藤枝明誠高校野球部の応援お願いします!!
2年半ありがとうございました! pic.twitter.com/wGE1qxRqHtADVERTISEMENT — 清水一真 (@aitoyo3131) 2017年8月11日
今回初出張の藤枝明誠(静岡)。初出張どうしの津田学園(三重)との対戦で延長11回まで行って、サヨナラ二塁打を打たれ、敗退。3年の清水一真選手は「これからも藤枝明誠高校野球部の応援お願いします」とメッセージを送りました。また甲子園の舞台で藤枝明誠に会える日を楽しみにしております!
「辞めずに野球続けれたのはほんまに美樹のおかげやから」
高校野球が終わりました!
甲子園で終わることが出来て幸せです!
美樹見てくれたかな笑
兄ちゃんの三振するとこ笑
でも、辞めずに野球続けれたのは
ほんまに美樹のおかげやから
「ありがとう、次のステージでも頑張るわ!」
応援してくださった皆さん
本当にありがとうございました! pic.twitter.com/Z3k1KPOlMkADVERTISEMENT — 松岡晃平 (@K_M_K5115) 2017年8月11日
今年で初出張のおかやま山陽(岡山)。1回戦で福島の強豪・聖光高校と対戦し、6−0で敗れてしまいました。キャッチャーの松岡晃平選手は昨冬までスランプに陥って、「野球をやめたい」と思ったこともあったという。しかし3年前に9歳で亡くなった妹美樹さんのため、挫折せず頑張った結果、甲子園のグラウンドを踏むことができました。松岡選手は「美樹見てくれたかな笑」と亡き妹へのメッセージを送りました。
「最高の夏をありがとう!!」
横浜高校野球部を引退しました。
仲間・家族・そして横浜高校ファンの皆さん今まで応援ありがとうございました。皆さんの応援がとても力になりました。最後の最後でキャプテンとしての意地と底力を見せることが出来ました。最高の仲間と野球が出来たことに感謝しています。
最高の夏をありがとう!! pic.twitter.com/5jvFN0IHpiADVERTISEMENT — 福永奨 (@shobaseball728) 2017年8月12日
秀
「幸せでした。この一言に尽きます。」
幸せでした。この一言に尽きます。
この大観衆で沢山の応援の中で野球が出来て本当に楽しかったです。
ここまで来るのに辛いこと逃げ出したいことたくさんあったけどこの40人の三年とやってきたのは間違いじゃなかった!
結果は残念だったけど、
キャプテンとして笑顔で終われて
良かったです? pic.twitter.com/6nHaA7fsRnADVERTISEMENT — 福元信馬 (@FShinma) 2017年8月12日
智弁和歌山(和歌山)に6ー9で逆転負けした沖縄の興南。キャプテンの福本選手は「結果は残念だったけど、キャプテンとして笑顔で終われて良かったです」と記しました。
甲子園もあと残り半分。灼熱する太陽の下で汗と涙を流しながら、情熱の溢れるプレーを披露してくれる野球少年たちを、最後の最後まで見守ってあげましょう!皆、頑張れ!