8月23日、ソウル市内の繁華街・弘大前で発生した、日本人女性が韓国人の男から暴言を投げつけられ髪を掴まれるなどの暴行事件。
韓国政府が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定するなど、日韓関係が緊迫するまっただ中の事件に、韓国国内でも動揺が広がっているようです。
26日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)では、日本人女性が韓国へ旅行中に韓国人の男性から髪を引っ張られるなど暴行を受けたことについて特集していました。
そんな特集の中で、被害にあった女性のインタビューを放送。
女性は当時の状況について振り返り、初めはナンパだったが、男性を無視し続けると態度が急変したと話しました。
その後、身の危険を感じた女性は少し離れた場所からスマホで動画を撮影し、SNS上にアップされた動画や写真は瞬く間に拡散されることとなり、波紋を呼びました。
ようやく男性と距離が開いて「やっと終わった」と当時の心境を語りましたが、
振り返った瞬間に目が合うと、『チョッパリ(日本人の蔑称)』、『ビッチ』など差別的で聞くに耐えない差別用語を浴びせられ、
さらにダッシュで近寄られた男性から「頭が強く上下に引っ張られて地面にたたきつけられました」と恐怖を語りました。
日本人女性6人のうち一人の女性に暴力をふるったとされる男性は、当時酒に酔っていたとの情報もあります。
また、男性は韓国メディアの取材に対し、反日感情によるものではないとしたうえで、
「髪の毛を掴んだことは認めるが暴行はしていない」と一部容疑を否認しつつ、動画については自分が殴っているように見えるように捏造したと主張。
女性側も日本語で暴言を吐いたと供述しているそうですが、その後の韓国警察の捜査で、動画は捏造されたものではないことが明らかになっています。
これについて被害女性は、
「めっちゃ怒りました。もう悔しいです。全てウソを言っているので。どこからそんなウソをつけるのかって」と怒りをあらわにし、
「私は殺されると思ったからすぐ逃げたんですよ。理解出来なかったです」と語りました。
反日感情はなく個人的なトラブルだと供述しているものの、日本だけでなく韓国国内でも批判は殺到しているようです。
韓国の観光地で起こった日本人女性暴行事件について、ネット上からは様々な声が寄せられています。
・個人の自由かもしれないけど、今韓国に行くのが危険なのは明らかですよ。
政府も中東のように渡航規制した方が良いのでは?
・もちろん自由ですが。。。
この時期に行くこと自体ちょっと考えられないです…
・危険な場所には行かない方が身のためだ。
行く場合には自己責任であることを理解して頂きたい。