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日本には、およそ50万人もの在日韓国人がいます。なぜそれほど多いかといえば、戦争で徴用されて、日本にやってきたからです。ですが、戦争が終了しても祖国に帰らなかったひとが在日韓国人になりました。よく、日本は韓国人を強制連行したのでたくさんの在日韓国人がいると発言する人もいます。ですが、どの資料を探しても強制連行したことを証明するものは何もありません。ただ、戦争中でしたので徴用していました。また、当時は志願兵だったため、強制的に軍隊に入れられたわけではありません。それ以外でも、日本に出稼ぎをしにきた在日韓国人もいましたが、その人が日本を選んで日本に住み続けました。よく日本人は在日韓国人を差別しているなどと言われますが、ほんとに差別しているのなら、プロのスポーツ選手がいるわけがありません。また、駅前の一等地に焼き肉屋やパチンコ屋を構えることができるわけがないです。現在、スポーツの世界でも、日本人と思われていた人が在日韓国人のこともあります。
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代表的なスポーツ選手として、力道山は在日韓国人になります。空手チョップでプロレス会場を沸かしただけでなく、街頭テレビでそれなりのある人をも熱くさせました。力道山が在日韓国人ならば、その息子の百田光男選手も在日韓国人の血を引いていることになります。ただ、在日二世になりますのでそれほど韓国人の血が濃いわけではありません。
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また、同じプロレスラーの東郷選手も在日韓国人と言われています。もともと日本人役でアメリカにわたり、立場上はヒールでしたが、日本人のふりをして相手をだまし討ちするような役回りをしていたわけです。ほとんどの人は、東郷選手のことを日本人だと思い込んでいましたが、のちになってから在日韓国人であることがわかりました。
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プロレス選手は韓国籍が多いですが、それ以外のスポーツにも韓国籍の人はいます。例えば、プロ野球選手も韓国籍の人が多いことで有名になります。現在は野球をしていませんが、解説者としておなじみの張本選手も韓国出身です。張本選手は1940年生まれ、在日韓国人の二世になります。身長181センチとスポーツ選手としてはなかなかの慎重になります。日本のプロ野球では、唯一3000本安打を達成した記録保持者でした。それ以外でも、500本塁打や300本盗塁などの記録を打ち立てており、非常に名前が知られた選手の一人です。
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それ以外にも、プロ野球選手にいる檜山選手も在日韓国人の一人として知られています。檜山選手は、1969年の京都市右京区出身なります。阪神タイガースの中でも、外野手や一塁手として活躍した一人です。京都にある平安高校から東洋大学に行きその後阪神タイガースに入団しました。阪神タイガースにいた期間は21年になります。
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このように、たくさんの在日韓国人のスポーツ選手がいますが、基本的に行っているスポーツは偏っています。一つが格闘技系でもう一つが球技です。球技の中でも、野球は有名ですが、それでもサッカーで在日の選手はたびたび存在します。大相撲などにもいますが、あまり多くはありません。有名なところでは、栃の若も在日の韓国人です。栃の若は兵庫県尼崎市出身で、1988年に生まれました。在日の韓国人の父親と韓国人の母親を持っている在日三世になります。現在は、大相撲は行っていませんが、現役時代は西前頭筆頭まで進みました。
私たちの知らないところで、多くの在日の人たちが活躍しています。様々な感情を抱く人もいるかもしれませんが、ここは純粋にスポーツとして見るのがよいでしょう。政治的なにおいがするわけでなければ、わざわざ在日であるからと言って問題視する必要もないでしょう。