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反日イメージが強い韓国。韓国から見た日本ってどんな国?


韓国では定期的な反日運動が展開されており、韓国人の多くは日本のことが嫌いなのではないかという見方が出てきています。その一方、日本に対するジェラシーがそうさせているのではないかという見方も存在します。つまり、日本のことを意識し、追い越したいのは山々だが、なかなか追い越すことはできない、もしくは追い越すほどの力が韓国にはないということを認識しているために、それがこうした反日運動につながっているとも言われています。韓国から見た日本というのは、こうした複雑な心境の中から色々と見えてくることとなります。

 


写真:fsi.stanford.edu

反日運動が定期的に起こる背景には、日本に対する怒りというよりも、日常生活に対する怒り、閉塞感が関係しています。例えば、若者の場合、日本よりも厳しい学歴社会であり、一度でもドロップアウトをするとそれを取り返すのがかなり大変です。そのため、大学入試の日にはすべて受験生が優先となり、警察が遅刻をした受験生をバイクなどに乗せて送ってあげるなど日本では考えられないことがあります。こうした流れに乗り遅れている人たちは閉塞感を抱えながら生活をしています。そうした中で反日運動というのはいい息抜きになるということです。point 328 | 1

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写真:m.weeklytoday.com

つまり、心の底から日本を嫌う人というのは実はそこまで多くはなく、イメージとしてそんなにいいわけではないものの、憎しみを持つほど嫌いではないということになります。韓国から見た日本は、技術革新がすばらしいだけでなく、経済としても安定しており、野球やサッカーなどを見ても、日本のほうが色々と優れているということは頭の中ではわかっています。しかし、それを認めてしまうと敗北感を味わうことになってしまうため、できるだけそうした気持ちはひた隠しにしていて、反日運動でごまかすというような状況となっています。point 323 | 1

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写真:topstarnews.net

韓国から見た日本が憧れとなっているのは、テレビを見れば明らかです。例えば、韓国のテレビを見てみると、日本ではおなじみとなっている出演者のテロップなどをマネています。これは、日本の電波が届くところにまでテレビ関係者が足を運び、こういう番組をやっているというのを知り、それをマネており、そこに韓国独特の文化というものはありません。しかも、なんでもかんでもテロップをつけ、日本と同じようなことをしているため、日本人が韓国の番組を見たときに強烈な違和感を感じますが、これは仕方のないことと言えます。point 319 | 1

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写真:auctions.yahoo.co.jp

また、日本人女性に対する韓国人男性の憧れというのは意外と強く、韓国の雑誌において日本人のグラビアアイドル、セクシー女優と言われるような女性が表紙を飾ると、その雑誌が一気に売れるという現象が起きています。日本での性的なビジネスは発展しており、中国や台湾、東南アジアでも根強い人気を誇りますが、韓国でもそれは同じことです。韓国もどちらかといえば、こうした性には寛容的ですが、日本のそれは韓国よりもはるか上を上回っており、そうした意味では韓国人にとって、日本は憧れの存在です。ただ、素直に言い出せないというのが実情です。point 336 | 1

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写真:golden-zipangu.jp

残念ながら日本人にとって、韓国に対する印象は大きく低下しています。しかし、それは韓国人の実情を知らないためであり、こうした事情があるというのをわかれば、単に嫉妬、ジェラシーであることがわかります。日本はすべてにおいて韓国を先行していることは認めなければならないものの、いつまでも日本の傘下にいるような感覚でいるのはおかしいという気持ちもあり、素直に仲良くなれないというのが真実です。歴史問題に関しても、そう簡単に解決を見ないのは、韓国が抱える国内事情、そして、これまでの背景が大きく関係しています。point 325 | 1

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