4月中旬から5月上旬になると、アメリカ・ニューヨークでもセントラルパークやブルックリンなどで桜を楽しむことができ、多くの人が春の訪れを楽しむ。

　しかし、ニューヨークの中心街にあるフォーダム大学ロースクールに通う小室圭さんには、桜を楽しむ余裕はなさそうです。

「小室さんが受講するLLM（法学修士）コースは昨年9月に始まり、この5月で修了する9か月間のコースです。修了を前に、5月には連日のように期末試験がある。寝食を惜しんで勉強に没頭しているはずです」（大学関係者）

　いつも黒いビジネスバッグにジャケット姿で授業に出ているという小室さんは、美容院に行く暇もないのか、留学前のさわやかな短髪姿とは打って変わって、前髪を後ろにかきあげたワイルドな“ロン毛スタイル”になっている。

その理由について関係者は、こう話す。

「小室さんが気をもんでいるのは、試験のことだけではありません。実はこの4月、大学側は小室さんの留学計画の今後を左右する“重大な決定”をすることになっています」（前出・大学関係者）

　去年2月、眞子さまとの結婚行事の「2年の延期」を発表した直後、小室さんは同年8月に「3年間の留学」のためにアメリカへと向かった。

そして、小室さんの留学については、こう報じられました。

　《小室さんは1年間の修士課程に入った後、さらに2年学んで法務博士の学位取得を希望しているという。奨学金制度を利用するため、授業料は免除される》（2018年7月6日、時事通信社）

フォーダム大学のホームページを見ても、小室さんはLLMコースを修了した後、2年間のJD（法務博士）コースへの進学を希望していると書かれているので、情報は確かでしょう。

結婚はいつするつもりなのだろうか。そして秋篠宮さまが反対する中で結婚するというのは、本当に現実的なのでしょうか？

　しかし、本当の問題は、「留学費用」にある。報道がたくさんされた通り、母・佳代さんが元婚約者に対して約400万円の借金があると言われている小室家が、3年間で2000万円以上かかる“セレブ留学”に進学出来るのは不自然です。だから、「奨学金制度を利用する」と説明したのでしょうが、その説明には事実と異なる内容が含まれているようです。point 218 | 1

LLMコースと同じく、JDコースにもたくさんの奨学金制度が用意されていますが、最高でも「学費免除」までなため、ニューヨークで暮らしのにかかる多額の寮費や生活費までをまかなうことはできません。支給される額は、最大で年間1000万円ほどかかる留学費用の半分程度でしょう。

「たしかに、9か月間のLLMコースについては、約200人の留学生の中でたった1人だけが選ばれる『マーティン奨学金』を受けています。

　その制度はかなり恵まれた好条件で、授業料の年間約6万ドル（約660万円）に加え、教科書や参考書などの書籍代、ニューヨークの一等地で暮らす寮費、さらには日米の往復の航空券代までカバーされて、しかも返済不要です。年間1000万円ほどが支給されたはずです。

　しかし、その制度はLLMコースの限定です。小室さんが今年9月から受けようとするJDコースには用意されていません」（大学関係者）

「留学ビザ」を取るのにもお金が必要？

「すでにJDコースへの進学や奨学金のエントリーを済ませている」と小室さんの代理人弁護士は話しているといいます。

「9月からのJDコースへの入学許可、および奨学金に選ばれるかどうかは、3月末にエントリーを締め切ってから、大学側が2～3週間かけて慎重に審査します」（大学関係者）

　小室さんは前回取得したマーティン奨学金のアピールでは、「自分はプリンセス・マコのフィアンセだ」といい、選ばれたと言われています。

「JDコースで学費が免除される奨学金を得られるのは、約400人の学生のうち、たった2人だけ。条件は、『類い稀なる成績と、強力なリーダーシップ』と定められています。小室さんは日本の大学でも法学を専門的に勉強したこともないので、かなり高いハードルだと思います」（大学関係者）

　ところが、一般的には「2～3週間の審査期間」が設けられる中、奨学金の申し込みが締め切られた直後の4月頭、まさかの出来事が起きました。小室さんに「学費免除の奨学生に選ぶ」という知らせが入ったのです。

「天皇陛下の孫の婚約内定者」という、特別待遇は続いているということでしょうか…

　ただ奨学生になった今も、小室さんは今年までの半分程度の奨学金しか受け取ることができない。もし今後2年間、約1000万円は自分で用意しなければならないのです。

また、関係者はこう話します。

「通常、アメリカに留学するには『留学ビザ』が必要です。大使館に申請するためには、入学許可証の他、留学中の授業料や生活費の支払い能力を証明する『銀行の残高証明書』が必要です」（留学コーディネーター）

　大学3年生の時のアメリカに留学の際は、元婚約者に一時的に借りた200万円で留学資格を得たとされるが、今回はどうするつもりなのでしょうか。

「小室さんは事務員として働いていた弁護士事務所から年間300万円ほどの支援を受けているそうです。働いているわけではないが、“帰国したら働いてもらう前提”のお金だそうです」（皇室ジャーナリスト）

　「稼ぐ」のではなく、「支援」を受けることで苦境を乗り超えていく小室さんの姿は、むしろたくましくも見えてきます。

「留学が継続できるとなると、9月に新カリキュラムがスタートするまでの3か月間、大学の講義はないので、小室さんは“ニート状態”になります。ちょうど今夏には、眞子さまがペルーなど南米西海岸を訪問される予定です。アメリカ経由で移動される可能性が高い。時間的に余裕がある小室さんはどうするのでしょうか。

　もし日本に帰国するとしても、その間はまた24時間の警備が必要になり、“いつまでやるのか”と国民から疑問の声が上がるのは必至です」

しかし、皇室はこの支援者達の存在を信じていないようで、宮内庁関係者たちもこのようにまだまだ小室さんに対して不安を抱えているようです。

　4月を迎えた小室さんの運命は―。