乃木坂46の堀未央奈さん(22)が、6月28日に東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた初主演映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」の初日舞台挨拶に出席しました。舞台挨拶には、主演の堀さん、共演の清水尋也さん(20)、板垣瑞生さん(18)、間宮祥太朗さん(26)、桜田ひよりさん(16)、上村海成さん(22)、という豪華若手俳優陣とメガホンをとった山戸結希監督が登壇しました。堀さんは映画の思入れを話しながら、感極まって涙する場面もあり、ファンの間で話題となっています。
同作は、2005年まで「ベツコミ」で連載し、単行本累計450万部以上を販売した相原実貴さん著者の人気コミックが原作となっています。堀さんは、映画初出演ながら主演に抜てきされ、主人公の成田初の幼馴染である、清水さん演じる橘亮輝と、板垣さん演じる小田切梓、さらに、間宮さん演じる実の兄、成田凌の3人から好意を寄せられる女子高生を演じました。堀さんは、その存在感が評価され、「第22回上海国際映画祭」ではアジア新人部門・優秀女優賞を受賞しています。
この日は、沖縄での舞台挨拶を終え、ロケ地ともなった豊洲の劇場に黒いドレスで登場した堀さん。初日を迎えた感想について聞かれると
「劇中も豊洲で撮影したものがほとんどで、(演じた)初(はつみ)ちゃんとしても、私自身としても、思い入れのある場所ですし、この映画館やショッピングモールにも遊びにきていたりするので、そこで初日を迎えられてすごくうれしい気持ちです」
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と興奮冷めやらぬ様子でした。また、イベント終盤にフォトセッションを終え、最後のコメントを求められた際には言葉を詰めらせる場面も。
「初めて主演をさせていただいた映画を無事に公開することができて、すごく嬉しく思いますが、これからきっとたくさんの女の子や男の子がこの映画を見てくださると思うんですけど、私自身、10代のときにこの映画に出会っていたかったなって、演じながら思ってい…えっ、泣いちゃう…」
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堀さんの、涙しながら顔を隠す場面に、多くのシャッターが切られると「変な顔になっちゃうので使わないでください…」と記者達を笑わせました。続けて、作品についての意気込みを語りました。
「山戸監督が、たくさんの愛を持って作ってくださって、キャストとスタッフの皆さんで、たくさん方に届くような作品にしたいという思いで、一生懸命、1分1秒、愛を込めて演じて…、演じるというよりも心の底からセリフを言って作っていったので、10代、20代の方はもちろん、大人の方にもこの映画を観てよかったなという風に思ってもらえたらいいなと思います」
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同作は、同じマンションに住む3人の魅力的な男性が1人の素朴な少女に恋をするという夢物語を、幻想的に映しながらも、恋をするからこそ、自分自身の存在に向き合っていく10代の不安定でリアルな感情で描かれた“新時代の青春恋愛映画”となっています。
作品について、山戸監督は「この作品が新しい恋愛映画の幕開けになって、これからたくさんたくさんこういう作品が生まれていったら、すっごくすっごくうれしいです」と感想を述べていて、平凡な女子高生・成田初に訪れた“3つの初恋”を描いた同作に期待が高まります。