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どうやって発信されてるの?台風情報の知識


北西太平洋の地域において、中心付近の最大風速が秒速17m以上の熱帯低気圧が発生すると、台風情報として発信されるようになります。各国が定めている名簿順に国際名が付けられますが、これは一般的な台風情報で発信されることは少ないようです。日本の気象庁では番号を付けることになっていて、正式には平成24年台風第8号のような呼び方になります。この中で特に被害が大きかったものは、伊勢湾台風のように特別な名前を付けることがあります。


写真:goromaru.xyz

発生直後から進路予想が行われるため、台風情報から予報円や暴風警戒域の情報を見ることが多くなります。予報円は台風の中心が通る確率が70%に達する場所で、暴風警戒域は台風の中心が進んだときに暴風域に入る可能性がある領域のことです。予報円は12時間から120時間先まで発表されますが、予想が難しい場合には大きく表示されてしまいます。これは暴風域とは違うため、予報円とは明確に区別しながら台風情報を見るようにしましょう。point 271 | 1

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写真:kurasheep.com

暴風域は平均風速が秒速25mに達する領域で、この中に入れば大変なことになりますが、中心部には台風の眼があることに注意しなければいけません。強風域は秒速15m以上の領域ですから、超大型台風になると日本列島がすっぽり入ってしまう広さになることがあります。

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写真:qab.co.jp

台風情報の中では、台風の特徴を示す用語が多く使われていますので、覚えて参考にしてみてください。雨台風は風が弱いにもかかわらず、前線も伴って大量の雨を降らす性質がある台風です。風台風は雨は少なくても暴風で被害が甚大になる種類で、過去には洞爺丸台風の例がありました。夏台風は動きが遅くて進路が複雑に動くのに対して、秋台風は急激にスピードを速めて列島を縦断する特徴があります。

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写真:tandn.co.jp

台風情報を理解するために、強さを示す用語も知っておくと役立ちます。台風の最大風速が秒速54mを超える場合には「猛烈な」という表現が使われる一方で、33m以上から44m未満は「強い」と表現します。これよりも弱い台風については、強弱を示す用語を使うことはありません。

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写真:muselog.com

台風の進路を予想するために、高気圧の位置関係や上空の風の状況を確かめた上で発信されています。さらに、勢力の盛衰を調べるために、海水温を把握することも重要です。海水温が高い領域を台風が進む場合には、あまり衰えずに接近してくることが分かるわけです。風の動きや気圧を正確に観測するために、ラジオゾンデという気球を使って観測が行われています。雨は気象レーダーによる観測が行われ、多くの雨が降ったときには台風情報で迅速に発信されることになっています。point 284 | 1

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