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いま人気の種類は?「植木」の知識


いま人気の植木は、比較的庭が広めの新築住宅でよく見かけるシマトネリコが一番の注目株と言えます。シマトネリコとは別種と言われますが、同じトネリコの種類であるセイヨウトネリコが北欧神話の「ユグドラシル」と呼ばれる、世界を構成していると言われる「世界樹」ということで、そのカッコいい設定がゲーム世代の心をも捉えています。


写真:saisyokukenbi.jp

近年大人気の北欧風デザインやインテリアとの相性も良く、特に北欧系の輸入住宅の外観デザインとの相性がバツグンとなっています。シマトネリコは常緑樹ということで、年間を通してつややかできれいな緑色の葉が楽しめることと、一般的な気候の都市部でも問題なく生育する丈夫さを持っていることも、庭木として人気の要因の一つです。日当たりに恵まれ、土との相性がいいとみるみる成長することから、あっという間に大きくなって剪定作業にてこずるようになるというのが玉にキズと言われます。大木になっても特に問題なく、むしろ勢いよく育つのが嬉しい人には、長く親しむ植木として最適の種類です。point 348 | 1

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写真:hitohana.point 62 | tokyo

北欧に対して南欧で対抗する場合に選びたい植木は、やはりオリーブです。住宅の南側の玄関やウッドデッキの近辺にオリーブが植わっているだけで、一気に地中海ムードが高まります。南国の木ということで、真冬には寒気に見舞われるエリアには不向きという印象もありますが、オリーブは比較的寒さにも強いといわれ、日当たりが良いところに植えておけば問題なく育ちます。乾燥した南欧に多く自生するタイプだけに、乾燥にはとても強く、多少水やりを忘れても大丈夫という頼もしさがあります。ある程度の高さまで育つと強風のあおられて倒れてしまう心配があり、台風がよく来る地域では、事前に強風対策をしてやることが肝心です。独特のホワイトグレー系の葉色に味わいがあり、キュートな枝ぶりも人気で、何よりも可愛らしいオリーブの実ができるという楽しみがあります。自宅でオリーブが収穫できるという、豊かな気持ちを味わうことも夢ではない植木です。point 465 | 1

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写真:item.point 58 | rakuten.point 66 | co.point 69 | jp

やはり南欧ムードが一気に高まる植木では、レモンの木もよく見かける人気の植木になっています。こちらも楽しみは文字通りのレモンイエローが鮮やかな実ができることで、元気よく育ってある程度の大きさになると、たくさんのレモンがたわわに実るようになります。葉も常緑樹ということで、年間を通して緑を楽しむことができます。枝に鋭いトゲがあるところだけは要注意で、人がよく通るところや洗濯物を干したいエリアに植えるのは避けておくほうが無難です。point 284 | 1

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写真:search.point 60 | rakuten.point 68 | co.point 71 | jp

イングリッシュガーデン風のムードを盛り上げたい場合には、コニファーが最適です。特にエメラルドグリーンと呼ばれる種類が人気で、こちらも常緑の針葉樹ということで、一年を通して、名前通りのきれいなグリーンを楽しむことができます。エメラルドグリーンはコニファーの中でも丈夫な品種ということもあって、生垣にも向いている植木です。さまざまなタイプの植木を寄せ植えして楽しむようなイングリッシュガーデンの雰囲気で庭を演出したい場合、ポイントとなるところに植えると、一気に上品さが備わるのも嬉しい植木です。コニファーでは、クリスマスツリーにもアレンジしやすいゴールドクレストと呼ばれる品種も人気が高く、こちらも一本庭に植わっているだけで、一気にユーロピアンなムードが高まります。point 404 | 1

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写真:hiveminer.point 63 | com

10月にはキュートなオレンジ色の花が咲き、辺り一帯に良い香りが漂うキンモクセイや、5月の花や秋の赤い実や紅葉が美しいハナミズキも長年人気が高い植木ですが、近年は開花時期が終わると風雨で一斉に落花するキンモクセイや、落ち葉が多いハナミズキは、隣近所への気遣いから敬遠されやすい雰囲気もあります。そういったことも考慮するのであれば、最初から葉があまり落ちない常緑樹を選んでおくほうが安心と言えます。point 263 | 1

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