X
    Categories: CELEB

田中邦衛氏の死去で 叶わなかった『北の国から』の続編で… 純の“離婚物語”も構想に⁉


去る 3月24日、老衰で死去した俳優・田中邦衛(88)さんの訃報を受け、追悼特別番組として 去る 3日、午後9時からフジテレビ系で再放送されたドラマ代表作「北の国から’87初恋」 。放送後 ネット上でも懐かしむファンらからの声が多かったようで…

「今見ても良いドラマ」
「泥のついた1万円やばい」

フジテレビ

「田中邦衛みたいな役者は二度と現れない」
「純がウォークマンで尾崎豊を聴くシーン何度見ても泣ける」
等など、多くの反響が 寄せられたようですが…。

ADVERTISEMENT

主人公・五郎(田中)と その家族の雄大な人間ドラマは、テレビ史に残る傑作と言われ、1981年の連続ドラマから 実に20年に渡って描かれてきました。ゆえに、最終作 『遺言』(2002年)のオンエア後も度々「北の国から復活待望論」が持ち上がってきたといえます。脚本家の倉本聰氏も、折に触れて「続編構想」を語っていたという、テレビ局関係者の話によると…。

ADVERTISEMENT
point 0 |
「北の国から」FOD公式サイト

「 『北の国から』は、倉本さんにとっても代名詞になっていますので、インタビュー取材があると必ず本作について聞かれるわけです。その中で『続編を作るなら』という話も度々出てきてはいたんですが……とはいえ『遺言』で完結であることに変わりはない。タイトルからしても、これ以上の物語を描くのは野暮な感じがするでしょう。倉本さんもサービス精神旺盛なので、『続編構想』はちゃんと話してくれますが、具体的に動きがあったわけじゃないんですよ」(テレビ局関係者)point 285 | 1

ADVERTISEMENT

実は、そのような中でも 倉持氏が 本気で続編に動き出そうとしたきっかけになる出来事があったというのですが…。

フジテレビ

「 東日本大震災が 2011年に起こった時に、震災をテーマに新作を書くという話が出たんです。蛍(中嶋朋子)が震災に遭遇して、夫を亡くすというプロットがあったそうですが、結局は頓挫した。どうも五郎の息子・純を演じる吉岡秀隆をキャスティングするのが難しかったようで…」(同)

ADVERTISEMENT

去る 02年の『遺言』で女優の内田有紀と共演した 吉岡さんといえば、劇中でも、内田さんとは結ばれる展開だったのですが、ドラマの放送後に 2人は実際に結婚し、大きな話題になりました。しかし、05年には離婚に…。

ADVERTISEMENT
point 0 |
産経新聞

「それが ただの離婚ならまだしも、吉岡がDVをしていたんじゃないかという報道が大々的に広がってしまい、この案件はアンタッチャブルになってしまったようだ。無論『北の国から』についても、吉岡としては慎重にならざるを得ない。内田の出演をなかったことにするのは難しいし、嫌でも過去を振り返ることになりますからね」(中堅芸能事務所関係者)point 217 | 1

ADVERTISEMENT

そのような 吉岡さんの離婚報道を受けてなのか、倉本氏が考えていた続編構想の中でも 純は離婚することになっていたのだという。

point 59 |
greatvaliant.point 122 |
ADVERTISEMENT

com

「2011年に刊行した自著で、倉本は『北の国から』の続編について触れています。純は内田が演じた・結との結婚後、やはり離婚するそうです。また、別のインタビューでも『純は離婚してれい(横山めぐみ)と再婚する』と語っています。ただ、この設定だとやっぱり視聴者は実際の吉岡の離婚を彷彿とするでしょうし、役者サイドはなかなか受けづらいでしょうね(苦笑)」(テレビ誌ライター)point 185 | 1

ADVERTISEMENT

この度の 田中邦衛さんの死去により、倉本氏の続編構想も 幻に終わってしまったようですが、たとえ新作が 作られなくとも 多くのファンを持つ 名作ドラマであることは事実。今後も 定期的に再放送してほしいという声も多くあがっているようです。

ADVERTISEMENT