8月8日、吉本興業が社内改革を目的に設置した経営アドバイザリー委員会では、共同確認書に加え、所属芸人と書面で『専属マネジメント契約』もしくは『専属エージェント契約』を締結していく方針であると明らかになりました。専属マネジメント契約とは、一般的な芸能事務所のようにスケジュール調整やプロモーションなどを吉本が行うことを書面で契約するもの。対して専属エージェント契約は、加藤浩次さんの説明によると、“芸人が自らマネジメントを行い、取引先を自由に選べるもの”だといいます。
「加藤さんは、9日の『スッキリ！』で“僕自身も吉本とエージェント契約をして残る”と発言。吉本が絡んでいない仕事は個人で行えるというこのエージェント契約というもの自体、加藤さんが吉本に提案したものだそうです」
加藤さんが「経営陣が変わらないなら吉本を辞める！」と発言し、“加藤の乱”とも報じられましたが、結果的には残留を選択。エージェント契約について、吉本をよく知る放送作家いわく….
「ほとんどの芸人はこれまでどおりマネージメント契約で変わらないと思います。そもそも、下の芸人には何の話も降りてきてないですね」
また、8月9日、吉本は謹慎中だった所属芸人11人を8月19日付で解くことを発表。今回の騒動で唯一会見を開き、涙ながらに思いを吐露した雨上がり決死隊の宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号の田村亮さんの今後は……。
「宮迫さんについては、さんまさんの個人事務所に入ると噂されていましたが、さんまさん自身がラジオで“本決まりではないが、宮迫はウチにくるんじゃないかと”と発言。亮さんについては、籍は吉本所属となっていますが、宙ぶらりんといった状態です」（芸能プロ関係者）
謹慎が解かれる11人の中に、芸人暴力団の会合に出席していたスリムクラブも含まれます。彼らの復帰は9月1日の舞台を予定しているようです。そんなスリムクラブの内間政成さんが『週刊女性』で今回の‟闇営業”について怪しいとは思わなかったのか？という質問に対して…
「今となっては恥ずかしい話ですが、小銭欲しさに目がくらんでしまい、まだ会うのが2度目だった（仲介をした）バンドー太郎さんのおいしい話につられてしまったんです。もう、うまい話が来てもすぐに飛びつかないようにします」と本音を語っています。
また、吉本を辞めようと思ったか？という質問には、「吉本にずっといたいです。ずっと好きで憧れていましたから」と。謹慎中、応援してくれたファン、支えてくれた吉本の先輩や家族に感謝しているとも。
一先ず、謹慎が解け心機一転今後の活躍に期待したいものです。