１９８０年生まれの同い年で、同期でもあるお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さん（３９）と相方の梶原雄太さん（３９）、「ピース」又吉直樹さん（３９）の３人が２０日、『ボクらの時代』（フジテレビ系）に出演しました。この日、放送事故スレスレの爆弾発言を連発し、視聴者から「さすが西野さん」「この３人が対談するとこうなるのか」などと反響を呼んでいます。
今やテレビの枠を超えて活躍しているお笑いコンビ「キングコング」ですが、その経歴は華々しく、NSC在学中の２０００年には「NHK上方漫才コンテスト」最優秀賞を受賞し、翌年の２００１年には人気バラエティ番組となった『はねるのトびら』（フジテレビ系）のレギュラーを獲得するという実力の持ち主です。しかし、そうした成功に伴う苦労もあったことを梶原さんが明かしました。ある日、キングコングが劇場で漫才を披露するということで、先輩芸人ファンの一部から『とにかくキングコングで笑うな、票を入れるな』という指示が飛び、劇場に出ても全くウケないという嫌がらせを受けたことがあったそうです。この話を聞いた又吉さんは、「（バラエティ的に）いい感じで喋ってくれてるけど、大変やってんな…」と、スポットライトを浴びている影で、キングコングの苦労時代があったことに感慨深い様子でした。point 439 | 1
また、３人の中で梶原さんが唯一家庭を持っているということで、話題は恋愛についての話に。意外にも又吉さんは「人を愛する準備は整っている」と文豪らしい名言で結婚願望があることを明かします。続けて、現在の状況を神社に例えた又吉さんは「本殿も立っているし、鳥居も立っている『後は神様を呼ぶだけ』」と独特な例えでスタジオから笑いを誘っていました。話題は恋愛から結婚についての話になると、又吉さんは「違うモードに入ったら」と環境の変化によって、新しい面が引き出される可能性があるかもしれないとしていて、絵本作家としても活躍する西野さんも「興味ある。子どもが産まれたらどうなるんやろなみたいな」と共感していました。point 358 | 1
一方で西野さんは「でも、それより性欲が勝ってるかもしれない」と現在は自身の欲求に素直であることを赤裸々に告白。その上で、「不倫したらメチャクチャ怒られるやん。結婚したら絶対、不倫するなって」と結婚の不安要素を明かしました。これには、又吉さんも「俺より全然若いころからちゃんと就職して、正当な大人の道を歩んでた人が不倫するってことは、こんな適当に好きなことやってきた人間が（不倫を）せえへん保障なんてない」とうなずく様子を見せます。point 273 | 1
これを皮切りに、西野さんの暴露トークは止まることがなく、最近のテレビ事情についても「メチャクチャ、やり○ンだから、こっちは。みんな言わへんくなったくない。芸人、全員やり○ン…じゃない」とした上で、「情報番組の司会やってる方とか、コメンテーターさん、全員やりまくってるじゃん。一応、人の不倫はダメみたいな事言ってるけど。コイツら何言ってるのかなみたいのあるよ、どっかで」とぶっちゃけ。慌てて又吉さんが「それを経て結婚して、みんな変わっていったんちゃうん」とフォローしましたが、梶原さんも「いや、どうやろな」と笑い飛ばしていました。point 322 | 1
実は、この放送事故寸前の暴露トークは西野さんの意図的なものだったそうで、「せっかくこの三人でしゃべっているのに（番組側から恋愛トークをふられて）そんな事に時間を使いたくない」と番組の意向に不満を感じ、「下ネタと爆弾発言でわざとカットさせて、興味のない恋愛話まるごと使えなくしてやろう」という狙いがあったことを明かしました。放送を見た視聴者からは「面白そうだなと思って見ていたら、放送事故を目撃（笑）」「そのまま放送されてますよ西野さん」「この３人が集まって面白くないわけがない」「こういうのどんどん暴露してほしい」などの反響を呼んでいて、今回の放送は逆に爪痕を残した回となりました。point 349 | 1