2020年12月31日をもって吉本興業を退社することとなった、お笑いコンビ・オリエンタルラジオ。来年からはフリーとなりますが、コンビでの活動は継続するようです!
中田敦彦さんは現在、YouTubeやオンラインサロンを中心に活動し、徐々にテレビでの仕事を減らしてきています。
所属している吉本とは、以前から契約内容に関する交渉を進めていたようですが、双方の折り合いがつかないため退社することに。すでに自身で仕切る仕事がほとんどだったので、中田さんは退社してもこれまでと活動はそんなに変わらないと言われています。
一方、藤森慎吾さんは、これまで吉本と交渉をしてきたわけではなく、今回コンビでの活動を優先する形で退社となったようです。
しかし、現在務めているレギュラー番組などについては、“吉本からの仕事”という形になるので、今後も支払われるギャラのうち何割かが吉本に入ることになるでしょう。
また今までは吉本のマネージメント下で仕事をしていたので、藤森さんの活動は大きく変化すると思われます。
吉本興業は2019年の“闇営業騒動”を機に社内改革が行われ、これまでのマネージメント契約とは別に、吉本興業が依頼窓口業務のみを担う“エージェント契約”を導入。
藤森さんもおそらく一部“エージェント契約”のような形になるのでしょう。
退社後も芸人がこの“エージェント契約”で、吉本との関係が友交的ならば、今後ほかの人気芸人も吉本を退社する可能性は高いと言われています。
しかし一方で、ダウンタウン、ナインティナイン、千鳥など、テレビでの活動がメインとなっている芸人は今後も事務所に残り、簡単には退社できなさそうです。
なぜなら自分たちでメディアの仕事をとってくるノウハウがなく、単純に仕事がしにくくなるからです。
では今後、退社する可能性が高い芸人は誰なのでしょうか….
まずはキングコングの2人。すでに吉本がなくても問題なく仕事できる状況で、テレビや舞台以外での収入がほとんどなので退社する可能性は高いです。
そしてロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも、自身の会社を作り、そこへ相方の田村亮さんが所属。マネージメントや起業もしているので、この状況をみると吉本を退社しても不自然ではありません。
最近あまりテレビに出ていない山口智充さんも「退社しそうだ」という声があがっています。
山口さん本人のこだわりがものすごく強くて、やりたくない仕事を断ることも多かったようです。
それにそもそも芸能の仕事に対する執着もあまりなく、「いつ吉本を辞めてもおかしくない」とずっと言われてきたので、案外あっさりと退社してしまうかも。
最近では事務所からの退社が相次いでいますが、吉本興業からもオリエンタルラジオに続き、退社する芸人が現れるかもしれません…。