2018年3月に幕を閉じた長寿バラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)。一時代を築いた番組終了から2年が経過しました。いまではソロの活動が中心となっている2人ですが、驚くほど明暗がクッキリと分かれてしまっているようです…。
テレビのレギュラー番組を必死にキープしようとする石橋貴明(58)に対し、木梨憲武(58)はここにきて若者人気が急上昇中で多方面から引っ張りだこ。どうして2人に大きな差がついてしまったのでしょうか…。理由とは!?
石橋は「みなさんのおかげでした」終了直後から、フジが“功労者”のために用意したトーク番組「石橋貴明のたいむとんねる」にピンで出演。しかし、視聴率は低迷を続け、ついに先月いっぱいで打ち切りに。
4月からは同局で新番組「石橋、薪を焚べる」(火曜深夜0時25分)がスタートし、何とか地上波レギュラーゼロのピンチからは脱しましたが…。
フジの黄金期を支えた功労者である石橋。同局の日枝久元会長(フジサンケイグループ代表)とは蜜月関係で、『たいむとんねる』がダメだった以上、本来ならばバッサリと切られてもおかしくありませんでしたが、石橋がレギュラー続行を望んだことや、様々な事情を考慮して、新番組という形に落ち着いたようです。
それでも苦しい立場に追い込まれているのは間違いなく…「たいむとんねる」が、月曜午後11時からの全国放送だったのに対し、新番組は火曜深夜の関東ローカル枠。
どうしても“都落ち”感は否めない状況。『薪を焚べる』は石橋にとってラストチャンスだろうと言われており、ここでも視聴率がとれないといよいよレギュラー番組ゼロの可能性も!?
一方、相方の木梨もテレビではレギュラー番組はありません。ですが、昨年12月に初のソロアルバム「木梨ファンクザ・ベスト」をリリースしたところ、オリコン週間デジタルアルバムランキングで初登場1位を獲得するなど、チャートを席巻!テレビの枠から飛び出して様々なフィールドで活躍しています。
石橋も同時期に元野猿のメンバーと新ユニット『B Pressure』を結成しシングルを発売しましたが、ほとんど話題になっていませんでした..。
また、木梨は2月末には、パーソナリティーを務める「土曜朝6時 木梨の会。」(TBSラジオ)で、落語家の林家正蔵に入門を直訴し快諾。新作落語を作り、落語家としてデビューする予定だそうです。
さらに木梨のインスタグラムでは様々な職業になりきった写真が大きな話題となり、投稿されるたびに「おしゃれ」などと若者のファンが増加し、フォロワーは2日時点で100万人以上も!
木梨の強みは、決して“昔の名前”ではなく、現在進行形の‟木梨憲武”。で活動し、新たなファンを獲得し、テレビで大活躍していた時代を知らない若い子たちもSNSを通して次々とファンになっています!
新しいことにどんどんチャレンジする木梨に対し、石橋は今も自分たちが大きくなったテレビを基軸に活動。
コンビで別々の道を選んだ2人ですが、還暦手前にして幅をどんどん広げている木梨とそうでない石橋。ハッキリと明暗が分かれてしまったようです….。今後、この差を埋めることは出来るのでしょうか!?