視聴率順にまとめることで、当時どれだけの人がこのドラマに興味を持っていたのかが一目で把握できます。それでは「あの」ドラマから紹介していきましょう。気になったらレンタルショップへGO！
HERO（平均視聴率:34.8%)
2001年1月から放送が始まったこのドラマは、それまでほとんど明るみに出ることがなかった「検事」という仕事に帯するイメージを大きく塗り替えてしまいました。 高校中退、大検を経て司法試験に合格という超異色の経歴を持つ若手検事（演：木村拓哉）と、その担当事務官（演：松たか子）の2人が、社会の不正を徹底的に調べ、ぶつかっていく姿が描かれています。
最終回が放映されてからも根強い人気があり、2006年には特別単発ドラマが、また、2007年には映画版が、さらに長い沈黙を経て2014年にはフジテレビ開局55周年記念番組として連続ドラマが企画、放送されました。これだけ長きにわたって続編が公開されているところからも、当時どれだけこのドラマが流行していたかがわかりますね。
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ビューティフルライフ ふたりでいた日々（平均視聴率：32.3%）
今となっては誰もが知っている言葉である「バリアフリー」ですが、その浸透に大きく貢献したのがこのドラマだとは、今の若者にはとても信じられないことでしょう。2000年1月16日から放送が始まったこの感動の恋愛＆ヒューマンドラマは、難病に苦しめられながらも明るく生きようとする図書館員の杏子（演：常盤貴子）と、腕は一流なのに性格のせいで客がつかない美容師（演：木村拓哉）との愛を描いた作品です。
車椅子生活を余儀なくされた女性の気持ちを丁寧に描き、世間に「バリアフリー」への関心を強く深めたほか、美容師という職業を志す若者が急増したり、主人公の乗っていたオートバイ「ヤマハ・TW」が大ブームになったりと、数々の社会現象を引き起こしました。
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GOOD LUCK!!（平均視聴率：30.6%）
若手パイロット新海元（演：木村拓哉）を中心に、整備士、緒川歩美（演：柴咲コウ）との関係を描いた作品です。この作品は、航空業界に対するイメージを華々しいものにガラリと塗り替えてしまいました。この作品が放映されてから、ANA、JALなど、航空業界への就職志望者が爆発的に増えました。
また、ヒロインの職業である航空機の整備士を志望する女性は、放送を終えてから10年を過ぎた今でも数多くいます。同時期に放映されていたドラマが平均10%前後の値だったのに、この作品だけは30%を超える圧倒的な視聴率をほぼ毎週たたき出していました。撮影にANA（全日空）が全面協力したという背景もあり、非常に臨場感のある作品となっています。
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まとめ
今回はあくまで視聴率をベースにランキングを作成してみました。いかがでしょうか？みなさんが毎週楽しみに観ていた作品はありましたか？一つも観たことがないという方は、ぜひチェックしてみましょう！実際に観てみればわかりますが、どれも非常に高いクオリティーのドラマばかりです。ストーリーの面白さや、タレントの知名度だけが人気の理由だったのではありません。いずれのドラマも、特殊な仕事の現場をリアルに描いた作品です。それぞれ仕事に対する考え方や、時には人生観について、深く考えさせられます。放送から10年以上経っている作品だからといって、古臭さは感じさせません、間違いなく楽しめると自信を持って推薦いたします！