2018年1月に30巻が発売予定の『君に届け』。実はこの巻で完結といわれています。10年以上続いたこの少女漫画を愛してやまないファンの、惜しむ声が聞こえてきそうです。今回は、主人公2人ではなく、重要脇役のくるみ(胡桃沢梅)にスポットをあて、名言をご紹介します!
第3位『爽子ちゃんがライバルでよかった』
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1巻から、小悪魔的に出現した主人公のライバル胡桃沢梅(通称くるみ)は1巻から5巻まで主人公爽子(さわこ)にかなり陰湿な嫌がらせをします。しかも自分では手をくださない頭のいいやり方で。しかしそれは彼(風早)を一途に好きだったから。どこか憎めない彼女のファンは結構います。(映画『君に届け』では桐谷美玲が演じていました)
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彼女がやったことは許されないけれど、堂々と告白して振られるところは切なくて、潔くてあっぱれです。その後、爽子と風早は紆余曲折あって、両想いになるのですが、その時に言った一言がこれです。『良かったねなんていわないよ…爽子ちゃんがライバルで良かった』ファンが一気に増えた名言です。
第2位『ムリめだから超えたいの』
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さて、20巻を超えると、だんだんと受験モードに突入します。主人公は大学進学のことでいろいろと迷うのですが、くるみは違います。目標をかがげて必死に勉強をします。将来の目標もしっかり決まっていてその姿はカッコいいの一言。睡眠をげずって、カリカリしすぎているくるみに、爽子が一緒に勉強しようと提案し、2人はライバルとして受験勉強していくのです。そんな中、志望大学のランクを上げることが怖いと思っている友達に言った一言がこれ。『ムリめだから超えたいの、認めたいの自分を。』ムリめの大学に挑戦している姿は、受験生に聞かせたい心に響くセリフです!
第1位『いつもうらやましくてむかついた…』
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爽子の家で勉強合宿をすることになったくるみ。2人で布団を敷いてやっと言いたかったことを伝えます。『爽子ちゃんはまっすぐだよ…いつもうらやましくてむかついた…ずっと言えなかった…あの時はごめんなさい』泣きながらの一言は読者をも泣かせる名言でしょう。嫌ががらせをした過去は消せないけれど、勇気をだしてあやまる姿に、くるみのファンがまた増えたかもしれません。ライバルからともだちになった瞬間の名言が堂々の第1位です。
くるみの他にも名言がいっぱいの『君に届け』
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脇役のくるみですら数々の名言があるので、主人公の爽子や風早、友達のあやねにちず、そして新井先生(通称:ピン)と、まだまだたくさんの名言が!きっとあなたにも、忘れられないシーンとセリフがみつかるのでは?読み応え十分の漫画『君に届け』。まだ読んでいない方にぜひおすすめします!