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菊池雄星、高校時代の仰天トレーニング「サドル無し自転車生活」


プロ野球の西武ライオンズに所属する若手ピッチャーの菊池雄星は、2017年のシーズンに、二段モーション投球によって話題に上がった人物でもあります。しかし、彼の脚力は本物で、それが彼の素晴らしいピッチングを支えていることは明らかです。ピッチングの際は、どれだけ足腰が強いかが制球力、球のスピードなどといったすべてに関係してきます。その彼の驚くべき脚力を証明する驚きのエピソードとトレーニングがあります。


写真:Number Web

 

菊池雄星の活躍ぶり

菊池雄星は2010年に西武に入団しました。西部には入団してきた新人に対してのトレーニングメニューに競輪を採用しています。この時、菊池雄星は1分29秒という好タイムをたたき出しました。

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写真:Yahoo!ニュース

これは、2005年の星秀和選手の1分26秒というタイムに惜しくも届きはしませんでしたが、球団の中でもトップレベルの記録です。ですが、そんな彼は最初、競輪用の自転車に乗ることもままならず、一番センスがないとまで言われていました。しかし、本番では立てなくなるまでペダルを踏みこみ続ける脚力を披露し、球団関係者を驚かせました。普通は途中でこぐのをやめるというレベルの足の疲労を、なぜ彼は乗り越えることができたのでしょうか。それは、高校時代に行ったあるトレーニングの成果が発揮されたからです。point 305 | 1

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驚きのトレーニングとは


写真:off time

実は、菊池雄星は学校近くで自転車のサドルを盗まれた経験がありました。普通の人ならば、新しいサドルを購入したり、警察に被害届を出したりしますが、彼はそのようなことでひるみませんでした。なんと、彼はサドルを盗まれた自転車にそのまま乗り、自宅まで帰りました。しかも、高校から自宅までの距離はなんと約35キロもありました。この距離を菊池雄星は2時間半かけて自転車をこぎ続け、自宅に帰りました。当然サドルがないので、自転車をこいでいる途中につかれたからといった、腰を下ろし、休むことはできません。しかし、彼は休まずに自宅まで自転車をこぎ続けました。これが彼の驚きのトレーニングです。point 363 | 1

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菊池雄星の圧倒的なパワー


写真:excite.co.jp

また、後日自転車のサドルはちゃんと帰ってきたと話しています。盗んだ犯人も、菊池雄星の圧倒的なパワーを目の当たりにして、怖気づいてしまったのではないでしょうか。思いがけないハプニングですが、結果としてトレーニングになったサドルなし自転車ですが、これで鍛えられたのは脚力だけではありません。つらい時にも惜しみなく力を発揮できる根性も同時に身に付きました。この時の経験が今の菊池雄星の最後まで力を落とさない、圧巻のピッチングにつながってるといえるのではないでしょうか。point 314 | 1

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