タレントのケンドーコバヤシ(47)さんが2日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)で、新型コロナウイルス感染による肺炎ため70歳で亡くなったタレント・志村けんさんを悼みました。
「5年ほど前から志村さんの番組に呼んでいただいて、正月番組させていただいた」と共演を回想しました。「会うたびにファン気分がよみがえっちゃって、お仕事させていただくたびに落ち込むぐらいやったんです。全然あかんなと、自分が。」と“笑いの神様”を前に全力を出し切れなかったといいます。
涙をこらえるように何度もまぶたを閉じながら、「こんなことやったら、絶対あかんなと思ってたんです…また、ご一緒させていただきたかった…」と言葉を詰まらせ下を向くと、すかさず司会の石井亮次アナウンサー(43)が「もっともっとね」と気持ちを代弁しました。
1日夜にフジテレビが放送した「志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」も視聴したそうです。「ボク程度の男でもね、やっぱ最後は笑って送ってほしいなと思うくらいですから。あれほど、お笑いを究められた方ですので。本当にその信念、凄いと思いますし。」と、陽気な番組づくりを支持しました。
スタジオの様子についても「(番組出演者の)みなさんが座っている後ろに、今までの志村さんの、いろんなキャラクターのパネルが並んでいるだけで、それだけで本当に笑いそうになった。」と素直な気持ちを語りました。
言葉を詰まらせるケンドーコバヤシさんを見た視聴者からは、このようなコメントが上がっています。
・飾られた写真だけで追悼番組からまるでお笑いの番組(コント番組みたく)なっちゃうなんて本当人生を通した喜劇王なんだったと思った。失った大きさ、悲しみは予想以上だし、私はずっと志村さんのことを忘れない。これからもたくさん笑わせてもらうつもり。
・昨日の特番を見て爆笑しました。改めて志村けんはすごい人なんだな。各界からもどれだけのコメントがででるか。本当に惜しい人を亡くしたよな。コロナ憎い。
・著名人の訃報で、世の中がこれほど寂しさを引きずるのって稀だと思う。みんなずっと寂しがってる。志村けんはずっと同じようなコントをやり続けるんだろうな、と、それが当然になって、慣れてしまっていた。でも、慣れてしまうほどの、当たり前に感じる芸ってすごい。それを何十年も続けてきた志村けんがすごい。今ごろになって功績をありがたがったって、もう過去の映像しか観られない。それをみんなジワジワ寂しさを実感。志村コントを観たくなる。そして、みんな追悼番組を観て、やっぱり笑っちゃうんだよなあ。そんな置き土産って、すごい。
・追悼番組を見て小さい子達がゲラゲラ笑ってるというツイートがたくさんあったけど、それを聞いてすごい嬉しかった。やっぱり志村けんってあらゆる世代を笑わせられる天才だなって思った。それだけに新作が見れなくなるのが本当に残念だし、あの優しい笑顔を見れなくなるのが寂しい。