立憲民主党の山尾志桜里衆院議員が、かつて不倫疑惑を報じられ、現在は山尾議員の政策顧問を務める弁護士の倉持麟太郎氏と大型連休中、国会の手続きを経ずに「無断で米ロサンゼルスに出張」していたことが分かり、再びネット上では炎上騒ぎとなっています。
「政治経済情勢の視察のためだった」
山尾議員は『週刊文春』でイケメン弁護士の倉持麟太郎氏とのダブル不倫疑惑をスクープされ、「男女の関係はない」と猛反発しておりましたが、さらなる文春砲で、夫である起業家との家庭内格差が原因で夫婦関係は破綻同然と報道され世間を賑わせていました。
しかし、そんな騒動があった後でも山尾議員は、事務所の政策顧問に倉持氏を就任させ、なおかつ「改憲論議に真っ向から首相案をはねのけるためには、倉持氏のサポートを受ける必要がある」などと、独り善がりな”正当性”を主張したことで、世間からバッシングを受けていました。
そんな一連の騒動の中でも衆院議員の選挙に当選した山尾議員でしたが、週刊文春5月30日号で「山尾志桜里『国会に無届け旅行』倉持弁護士とのロス疑惑」と無断で出張をしていたことが発覚しました。
これについては山尾議員が「経済視察(政治活動)」と説明していますが、国会議員が会期中に海外に出る場合、所属議院の議長に「請暇(せいか)届」と「渡航計画書」を事前提出し、議院運営委員会理事会で了承を得る必要があります。しかし、山尾議員は申請を怠っていました。
この報道に、立憲民主党の手塚仁雄・野党側議運委筆頭理事は、山尾議員から事実確認をしたうえで、23日の議運委理事会で立憲民主党会派として陳謝しています。また、高市早苗委員長は「各会派ともこのようなことがないようお願いしたい」と厳重注意しています。
これを受けて、山尾議員は事務所を通じて、「請暇書の手続きを失念し、7日を超えない期間において、米国の政治経済状況など視察のため海外に渡航した。深く反省し、十分に注意する」とのコメントを発表しています。
「他人に厳しく自分に甘い」
今回の山尾議員による『無断でロス出張』のニュースを受けて、ネット上では説明責任をしっかり果たして欲しいなどの批判の声が上がっています。
“山尾氏は説明責任を果たすべきだ。
他人に厳しく、自分に甘いで済ませてはならないと思います。”
“山尾だけではなくこの政治団体は他人を叩くときは厳しく自分たちに優しいからだから支持されないと思います”
“立憲の代表は山尾さんに説明責任を果たさせないとダメだね。
他党にはめちゃくちゃ厳しくわけわかんない文句をつけるのに
自分達は超ぬるま湯ですかって思います。”
“税金で行ったと言う事なら、調査の為に会った先方の役職と名前。宿泊先、日程表等は公にすべき。”
“議員としての仕事よりも、女としての欲望の方が強いように感じてしまうのは私だけでしょうか?”
“愛知7区の有権者は よくよく国政を考えてほしい。”
一方、山尾議員は次の衆院選に出馬するつもりのようですが、立民党内でも「山尾氏がゴールデンウイークに倉持氏と“旅行”したことは、再選を目指す政治家の動きではありません」などと山尾銀の行動について指摘する声も上がっているようです。このまま説明責任を果たさず衆院愛知7区の有権者は納得するのでしょうか??