静岡県牧之原市で起きた園児のバス置き去り事件。静岡県牧之原市静波の認定こども園「川崎幼稚園」に通う河本千奈ちゃん（３）が送迎バスに取り残され熱中症で死亡した事件を受けて、臨時の市議会全員協議会が９日、開かれました。
認定こども園の認可と指導は県が所管しており、市議から市の責任を問われた杉本基久雄市長は「市ができることは少なかったが、事件発生は残念でならない」と悔しそうに話したといいます。
また、川崎幼稚園を運営する榛原学園が、牧之原市から委託を受けている3つの保育事業から撤退する考えを示していることが分かりました。川崎幼稚園を運営する榛原学園は、細江保育園、静波保育園、子育て支援センター「みらいえ」の3つの施設を牧之原市から委託を受け運営しています。
福岡県で昨年７月、保育園バスに男児が置き去りにされ死亡した事件を受け国は、安全管理の徹底を求める通知を出しました。杉本市長は「守られていれば、防げた」と訴えたほか、再発防止に向け、市内の保育施設などの安全管理に全力で取り組む考えを示しました。
事件後、市の責任をただす意見が市役所に相次いで寄せられているということです。川崎幼稚園は休園を続けており、通っていた１６８人の一時受け入れ先について、市の担当者は市内の複数の保育園や幼稚園などと調整を続けていると説明し、
子供たちの不安を和らげるため一時受け入れ先には川崎幼稚園の職員たちを派遣するということです。命を預かるということの重さ、大切さ、それから職員の意識改革、愛情持った保育、精神的なもの等々、今一度、市の方から徹底した指導が必要となりそうですね。ネット上ではこんな意見が寄せられています。point 203 | 1
「市長も質が悪いな。 国はちゃんと通達している、だけでは対策にはならないのですよ。 抜き打ち調査は全くされていなかったのではないですか？ お役所仕事もいいところですよ。」
「今回質が悪いのは普段いつもの運転手であれば出来ていたチェックが事件当日は不慣れな理事長が対応し普段行っていたチェックが出来ていなかったというのが問題。」
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