朝の情報番組『スッキリ』（日本テレビ系）で、番組MCを務めるお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次さん（５０）が、２０日に行われた雨上がり決死隊・宮迫博之さん（４９）とロンドンブーツ１号２号・田村亮さん（４７）の謝罪会見について言及しました。反社会勢力と金銭のやり取りを行なったとして謝罪した2人でしたが、吉本興業側に会見阻止のために圧力があったことも明らかとなり「経営陣が変わらないなら僕は会社を辞める」と加藤さんは主張しています。
２２日に放送された同番組では、“闇営業”問題で口を閉ざしていた宮迫さんと亮さんの2人が、同事務所との契約解消を機に“手作りで”特殊詐欺グループ被害に遭われた方と、関係者各位に謝罪を行った会見をまとめたVTRが流れました。すると加藤さんは「宮迫さんは先輩とはいえ同い年で、先輩だからといってそこまで敬語を使わない存在。敬語を使わなくても宮迫さんもOKしてくれる存在。亮に関しては僕らが20代前半の時に一緒にやってきた人間ですよね」と2人への想いを語りました。point 282 | 1
その上で、「その人間がこういった姿、本来はお笑いをやらなければいけない人間たちがこうやって涙を流しながら謝罪会見をしている。これは本当に悲しくてつらかったです」と、2人の謝罪会見を見て辛かったと話す加藤さん。「それとともに会社に対しての怒り。こんなとこまで追い込んでしまったんだ。会社でやる会見を拒否されて、自分達で色んな人に連絡してこういった場所を借りてここまでやってしまうという状況まで会社が追い込んだんだということに、僕は本当に怒りと憤りを感じています」と吉本興業に対して怒りを露わにしました。point 313 | 1
続けて「大崎（洋）会長にも責任がある。役員も変わらなければいけない」と厳しい見解を示し、「（会長の）大崎さんと（社長の）岡本さんを怖がっている。この体制が続くなら俺は辞める。この取締役が変わらないなら辞める。経営陣が変わらないなら俺は辞める」と覚悟を決めたように主張しました。
さらには、ダウンタウンの松本人志さん（５５）がトーク番組『ワイドナショー』（フジテレビ系）に生出演した際、岡本社長ついては「元マネジャーだけど、20年くらい前から言葉遣いが横暴になって、大崎会長にも指摘した」と明かしつつも、大崎会長については「僕は大崎洋とずっとやってきたので、大崎が『進退も考えなくちゃ』と言ったのを止めた。兄貴なんで大崎会長がいなかったら僕も辞める」と驚きのコメントを残していました。point 260 | 1
そこで、２２日に行われた吉本興業の岡本昭彦社長（53）の記者会見の内容によっては、松本さんか加藤さんのどちらかが吉本興業を辞める事態になるかもしれません。