今年もハロウィーンがやってくるーー
若者たちが集まる東京・渋谷では昨年、トラックを横転させたり、女性の体を無理やり触ったりといった「暴走行為」で逮捕者が続出。
渋谷区は今年から新たに条例を作り、ハロウィーンの期間中、渋谷駅周辺の路上や公園での飲酒を禁止すると発表しました。
また、今年の渋谷ハロウィンでは、警備や啓発にも1億円を超える予算を投入することも明らかになっています。
これら一連の報道を受け、10月25日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で司会を務める、タレントの加藤浩次が、渋谷ハロウィンについて私見を述べました。
すると、その言葉に視聴者からは大反響があったようです。
軽トラック横転事件をはじめ、痴漢や盗撮などさまざまな問題が物議を醸していた渋谷ハロウィン。
同番組では、渋谷区が10月25日〜27日とハロウィン当日〜翌朝にかけて路上飲酒を禁止したことを特集していました。
これを受け、街頭では世間の声として、
「しょうがないことなのかと思います」「ちょっと残念だと思う」
とさまざまな意見があがっていると指摘していました。
また、酒類を売っている店舗では販売自粛が求められているが、これに対して加藤は、
「路上飲酒禁止するのはしょうがないと思う。販売自粛っていうのはお店にとってはどうなんだろう」
と疑問を呈しつつ、路上飲酒禁止や販売自粛したとしても、
「おかしなことをやる奴は一部で絶対出てくると思う。『こうなったからやってやれ!』って奴も出てくるから。僕はそこに対しての厳罰化が大事だと思う」と主張。
これについて、元ラグビー日本代表の大畑大介氏が、厳罰化しないことで、
「テレビとかで取り上げてもらえるんじゃないか」と悪ノリする若者たちもいるのではないかと話すと、
加藤は「お酒が悪いのか人が悪いのかって言ったら、僕はやっぱり人だと思う。一部の人だと思う。こうなってしまう一個の要因としてお酒があるんだけど、やっぱり(飲んで暴れるような)そうなる人間じゃないかと思う部分はある」と複雑な思いを語りました。
発言はこれだけでなく、他にも加藤は、
「何かできないかな。重いもの運ばせたりとか。お祭りとかだと神輿に集まって『わっしょいわっしょい』ってやってるからそこに集中するけど、(ハロウィンは)ただ渋谷を練り歩いてるだけなんだよ。あれ、意味ないじゃん」
とズバリ私見を述べると、視聴者からも反響の声が。
ネット上では、
「スッキリした」「本当にそのとおり」「いい年した大人が練り歩いても意味ない」
などといった声が上がっており、加藤の私見に共感した人が多かったようです。
今年の渋谷区のハロウィンでは、約1億円を政策に投資したといいますが、
果たして昨年と同じようなことは起こらないのでしょうか…。
飲酒問題から様々な問題が指摘されていますが、楽しいイベントとなってもらうよう祈るばかりです。