牧島かれん新デジタル担当相が、NTTから2回も、高額接待を受けていたことが『週刊文春』の取材で明らかになりました。
以前にも、平井卓也前デジタル担当相や、ナンバー2の赤石浩一デジタル審議官が、NTTから高額接待を受けていたことが発覚しました。
平井さんは給料1カ月分を返却し、赤石さんは懲戒処分が下されています。
牧島さんは麻生派所属の、いわゆる“魔の3回生”です。
河野太郎前ワクチン担当の父・洋平さんが担当していた神奈川17区を継ぎました。
その関係から、総裁選では河野さんのために一番頑張った議員ともいえます。
一方、牧島さんは若手にも関わらず、デジタル政策に優れていることで知られていました。
こうした実績が買われて、岸田政権でデジタル相として選ばれたのです。
ちなみに、44歳は閣内最年少だそうです。
そんな牧島さんがNTTから豪華接待を受けたのは、2019年6月13日と2020年6月9日の2回で、場所は、平井さんらと同じ、NTTの会員制レストラン『KNOX』です。
相手はNTTの秘書室長だったそうで、『週刊文春』が手に入れたNTTの内部資料には、牧島さんの嫌いな食べ物も記されているそうです。
料金は1人5万円の最も高いコースだといいます。
牧島さんは、2回の豪華接待に対し「会食を伴う意見交換を行ったのは事実です。飲食費を支払った記憶はございません。政治家として様々な方と意見交換を行うことは重要であり、問題ないと考えています」と答えました。
前大臣の平井さんはNTTとの接待に対し、割り勘だったという説明をするなど、国民が疑うような対応を繰り返してきました。
それだけに、新大臣の牧島さんがNTTから受けた豪華接待について、どういった対応を取るのか、注目されています。
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