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24時間テレビのドラマで亀梨和也が演じた「阿久悠」ってどんな人?


亀梨和也さんは1986年生まれの日本の歌手や俳優、タレントとしてマルチな活動を行っていて、男性アイドルグループである「KAT-TUN」のメンバーです。歌番組やドラマなどに多く出演しており、若い女性を中心に人気があります。亀梨和也さんは2017年の24時間テレビドラマスペシャル「時代をつくった男 阿久悠物語」で、主人公の「阿久悠」さんを熱演しました。

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写真:Twitter
ドラマのあらすじは、主人公の阿久悠は昭和の時代、歌謡曲が全盛だった頃ヒットメーカーと呼ばれいた作詞家です。誰もが口ずさむことができる名曲を5,000曲以上手がけていて、シングルレコードやCDの総売上数6834万枚で、さまざまな音楽賞を受賞している昭和歌謡界の偉人でした。1970年代に今では伝説的なテレビのオーディション番組を企画し、審査員を務め、多くのスターを誕生させたことでも知られています。point 258 | 1

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写真:芽瑠璃堂

 

しかし彼の人生は順風満帆なものではなく、オーディション番組を立ち上げ時に苦労したり、1980年代に時代の変化によってヒット曲が減っていくことに苦悩するなどのさまざまな逆境を乗り越えながら、歌を紡ぎ続けた彼の姿を描いています。天才作詞家である阿久悠の栄光や苦悩の人生を彼が作った名曲で彩りながら、亀梨和也さんが好演した作品です。

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写真:Twitter
阿久悠さんは日本の放送作家であり、詩人や作詞家、小説家でもあります。淡路島の出身で、小説でもさまざまな賞を受賞しています。「阿久悠」はペンネームで、由来は悪友からと言われていて、「多夢星人」という名前も使っていました。1959年に広告代理店に入社し入社早々にコンテの仕事を依頼され、テレビCMの仕事をこなすようになります。このCM作りの仕事が作詞家として活躍する土台になるのです。友人と一緒に社内でギターを弾きながら、歌を作ったり休憩時間に社内で歌を披露していました。CM制作を行いながら、1964年放送作家として活動し始め、会社を退職し、放送作家と作詞家として活動を本格化させていくのです。その後は作詞家としてたくさんのヒット曲を世に送り出します。作詞した曲は約5,000曲以上あり、そのジャンルは歌謡曲や演歌、アイドル歌謡曲やフォークソングなどと幅広くあります。テレビのオーディション番組に番組企画と審査員としてかかわり、多くのスターたちを輩出していくのです。point 492 | 1

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写真:Twitter

 

1980年代になると、ニューミュージック系アーテストたちが台頭するようになり、彼の売り上げ総数は減り、苦戦するようになります。この頃から小説を執筆したり、演歌の作詞に比重を移していきます。著作は映画化されたり、さまざまな小説の賞を獲得するなどの活躍を見せ、長年の作詞活動に対していろいろな賞を受賞しました。彼が亡くなった後も多くの歌が人々の間で歌われていて、今でも耳にする機会は多いでしょう。

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写真:ジャニちゃん
ドラマでは人として阿久悠さんが描かれています。本名は深田公之と言い、広告代理店の社員時代から物語はスタートします。会社には秘密で放送作家のバイトを始めますが、その頃から「阿久悠」のペンネームを使います。会社の同僚である雄子と出会いますが、交際を経て1964年に結婚します。ドラマの中では妻が大きな役割を演じます。その後、会社を退職すると、プロの放送作家として活躍し、同時に作詞家として活動もスタートするのです。ドラマの中では阿久悠さんが手掛けたテレビのオーディション番組を中心にストーリーが展開するシーンがあります。番組の立ち上げに参加しますが、苦悩や葛藤などが描かれていて、一般の人は知らなかった当時のエピソードが散りばめられています。そして数々の人気歌手を発掘し、日本の歌謡界にその名を残すのでした。point 411 | 1

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