X
    Categories: CELEB

ニートの気持ちを歌った神聖かまってちゃんバンド「の子」の音楽観とは?


不思議系バンド神聖かまってちゃんはニコニコ動画などの動画配信サイトを中心に活躍されています。ニートの気持ちを歌った歌詞とニートの風景の動画で、ジワジワと人気が高まっていきました。そこで神聖かまってちゃんと「の子」の世界観と「の子」とはどのような人物かをご紹介します。

 

変わったバンド名、神聖かまってちゃんとは?


写真:14 hours in the future 

神聖かまってちゃんはこれがバンド名なの?と初めて聞く方は思わず首を傾げてしまうのではないでしょうか。神聖かまってちゃんの曲を作っているのは「の子」で作詞作曲とヴォーカルとギターも担当しています。リーダーとキーボードのmonoとみさこ、ちばぎんというメンバーで構成されています。バンド活動を行うとともに動画配信サイトで曲の配信が行われており、この音楽がネットで注目を浴びています。とくに「の子」は一人で路上ライブを行いその様子を動画配信しています。全国的な知名度は神聖かまってちゃんにはまだありませんが、動画サイトではかなり有名なバンドです。point 369 | 1

ADVERTISEMENT

 

異色!まさに不思議系!理解不能の神聖かまってちゃん


写真:リアルサウンド

神聖かまってちゃんの魅力は、これまでどこにもなかった音楽だということかもしれません。明るく、やる気に満ち溢れた音楽とはまるで逆のマイナス方向へ進んでいく音楽です。音楽の歌詞はまるでニートの生態をそのまま表したような詩になっており、それに合わせた動画も暗く、やる気のなさそうなものなのですが、動画を配信すればするほど、ファンからは熱いコメントがたくさん寄せられています。今の若者の世界観を代表して「の子」が作詞作曲しているのでしょう。「の子」が作る神聖かまってちゃんは万人に受け入れられる曲ではないですが、一部のマニアックなファンには受け入れられているのでしょう。point 372 | 1

ADVERTISEMENT

 

神聖かまってちゃんは今の時代の風潮を表わせているのかも


写真:Twitter

神聖かまってちゃんの曲は曲の内容を表した動画と歌詞の内容が見事に合っています。最近出た曲には「イマドキの子」という曲があるのですが、イマドキの女子高生の日常の世界観がよく現れていますので、神聖かまってちゃんの曲に浸透するファンも多いのではないでしょうか。スマホやネットの普及などで、世の中は便利になりましたが、人間関係はより複雑でデリケートなものに変わってきています。「の子」さんの発信する動画や歌詞は大人から見るとふざけているのではないかと誤解される面もありますが、今の時代の風潮やその中に生きている若者の言葉を、曲を通して代弁されているのでしょう。point 369 | 1

ADVERTISEMENT

 

神聖かまってちゃんの「の子」さん自身がイマドキの子でした


写真:pinky-media.jp

ADVERTISEMENT

不思議系バンドの神聖かまってちゃんですが、実は曲を書いている「の子」さん自身が現在の社会的問題を抱えたイマドキの子だといえるでしょう。実は神聖かまってちゃんの「の子」さんが美しい曲とは正反対にまるでこのまま破滅してしまいそうな歌詞を書くのには理由があります。それは「の子」さん自身が激しいイジメなどを過去に受けたり、母親の死などが原因で境界性パーソナリティという精神障害を抱えていたからなのです。ニートから歌手になることが出来たのも、音楽的才能があることと、弱者の立場から作った曲が世間の一部の人々に受け入れられたからなのです。歌詞の内容は後ろ向きですが、実はそこには強いメッセージが隠されているのではないでしょうか。point 309 | 1

ADVERTISEMENT

 

心に傷がある人ほど感動できる神聖かまってちゃん


写真:BARKS

神聖かまってちゃんは動画発信サイトから人気が高まっていった不思議系のバンドです。「の子」さんが作詞作曲をされており、意味ありげな動画とそれに合わせた歌詞は、初めて聞く人にとっては物凄く違和感がありますが、現在の若者の気持ちや社会の問題点がそこに隠れています。心に傷を負った人ほど、神聖かまってちゃんの「の子」が作詞した歌詞の内容が心に沁みわたるのではないでしょうか。

ADVERTISEMENT