東京都の小池百合子知事は5月24日の定例記者会見で、暑さ対策の一環として「かぶるタイプの傘」を製作していることを発表しました。6月をめどに完成予定といいますが、その試作品がシュールすぎると話題になっています。「これならばむしろ日傘を使うわ」といった声が多いようです。
小池知事が「かぶる傘」の試作品を公開
小池知事が2020年に開催される東京五輪・パラリンピックの暑さ対策のグッズとして、帽子のように着用できる「かぶる傘」の試作品を公開しました。夏に近づいている現在、特に最近は全国各所で猛暑を記録したとして、今後かなり使えるアイテムになるのではないか、とゴリ推ししています。
小池知事いわく「原田環境大臣が男性も日傘をということを仰っていましたけれど、それはいいと思います。とても効果があります」としています。「かぶる傘」は、熱や光を遮る素材を使っており、完成後は2019年のテストイベントや本大会で活用する予定だそうです。
「シュールすぎるだろ」とツッコミの声相次ぐ
小池知事によると「かぶる傘」は両手が使えることがポイントだとし「男性で日傘を差すのは恥ずかしいという、何か気が引けるという方は、もう思い切ってここまでいったらいかがでしょうか。お勧めしたいと思います」とアピールしました。
東京5輪のデザイン系の人って絶対炎上系マーケティングしかけてるだろ。
⚡️ "東京オリンピックの暑さ対策「かぶるタイプの傘」試作品に多くの反響"https://t.co/PrDxFqG7BB
ADVERTISEMENT — 佐藤信顕@6/22トークライブ&オフ会 (@satonobuaki) May 25, 2019
日本には麦わら帽子という優れた暑さ対策のアイテムがありますが?
東京オリンピックの暑さ対策「かぶるタイプの傘」試作品に多くの反響 https://t.co/mC8kcSxo5k
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ガセネタかと思った。まじか。。 https://t.co/BwYrAe3nLQ
— でぼし (@debo0528) May 26, 2019
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しかし、「かぶる傘」の写真とともに会見内容が報じられると、その斬新なデザインにネット上ではザワつく事態に。「冗談だよね?」「これを使うなら日傘を使う」などのコメントが多数寄せられています。
男性でも普通に日傘を使う?
とはいえ、猛暑対策や熱中症予防の取り組みは、酷暑を乗り切るために必須ですが、そういえば男性が日傘を使用しているシーンはあまり見かけないですよね。しかし、ほとんどの女性が「男性が日傘をさすことを気にしない」というので、男性側も「むしろ日傘を使うわ」と考えるのが自然ではないでしょうか?
とはいっても「かぶる傘」が正式に発売されたら、物好きであれば使う人もいらっしゃるのではないでしょうか?もちろん女性も使えますし、本格的に普及することも無くはないかもしれませんね。