京都府舞鶴市の中学生が10月上旬、職場体験で訪れた海上自衛隊の艦艇で、機関砲の模擬体験をしていたことが29日までに分かりました。市教育委員会などは「問題はない」としていますが、自衛隊員が扱う火器を中学生が操作することを疑問視する声も上がっています。
市教委や中学校などによると、体験学習には4中学の2年生20人が参加しました。今月上旬、2日間にわたって2年生の男子生徒2人が、舞鶴に配属されている掃海艇「すがしま」で職場体験を行った際、中学生2人は掃海艇を見学し、機雷を除去するために装備されている機関砲操作の模擬体験をしたといいます。隊員3人がつきそい、向きを手動で変えたり、レバーをひいて銃身を回転させたりしました。実弾は入っていませんでしたが、薬莢(やっきょう)は排出させたといいます。
海上自衛隊舞鶴地方総監部では、市内の中学校からの依頼で生徒の職場体験を実施していますが、今年受け入れた他の中学校3校では機関砲の模擬体験はなかったといいます。
市教職員組合は17日、「人を殺傷する能力がある銃器を公教育の場で生徒が使用することは許されない。」として、事実関係の徹底調査や自衛隊で職場体験をしないよう求める要望書を市教委に提出しました。
市教委は「機雷を除去するための機器であり、実弾も入っておらず、問題はなかった。」としています。舞鶴地方総監部は「我々が働いている現場を理解して頂くもの。現場の担当者が安全性に問題がないのを確認した上で、模擬体験を行った。今後は市教委と連携しながら実施したい。」としています。
ネット上では肯定的な意見が多いようです。
・悪いのは機関砲を触らせたことであって、自衛隊が悪いわけでも自衛隊で職業体験させるのが悪いわけでもないよね……そこまでダメ!って言う意見には、私は賛成しかねるわぁ。
・実弾入ってない機関砲と教師に持たせたカレールー、どっちが危険だろうか?
・良いなあ!この職場体験が羨ましい。
・“銃火器に触れる=悪” というお決まりの抗議理由にウンザリします。教組は自衛隊を戦争大好き集団でも思っているのだろうか。市教委が折れる必要は全くない。
・これを言ってしまうと包丁も使い方間違えると殺傷の可能性あるから家庭科では調理しませんってことにもなりかねない。
・相手に攻撃する理由を作らせてはならないというのはとても理解できます。が、これすらも批判なり得るのは想定外だったのかなあ、と。
これ俺の居た学校も選択肢に自衛隊あったけど、その時に職場体験として自衛隊選んだやつのうちの1人が自衛隊なるって言って試験受けたぞ。
職場体験の本当の役割果たされてるなと俺は思った。
どさくさに紛れてそういう機会、選択肢から自衛隊を消そうとしているがそうさせてはいけない。
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