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粉落としはツウすぎる!?ラーメンの硬さ論争


博多ラーメンにはいろいろな硬さがあることでも知られるところです。固いものは上から粉落とし、ハリガネ、バリカタと続いていくわけですが、そのバージョンは七つもあると言われています。勿論お店によってもことなるわけですが、博多ラーメンが極端に硬さにこだわりを持っていることが、こうしたことからも分かります。

 


写真:d.hatena.ne.jp

これは、屋台から進化してきたというような歴史もあると考えられます。博多ラーメンは主に屋台で人気となったラーメンですから、お客さんと店主との間が異常に近いということがあります。そのため、いろいろな注文が飛び交うことになり、こうした硬さが指定できるという文化が根付いたものとも考えられます。

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写真:blogs.yahoo.co.jp

他の地域にいけば硬さの指定など出来ないようなところもあるわけですから、普通で七つも硬さ指定があるというのは、かなりの通が通っているということになるのかもしれません。それだけ愛が深いということもあるのでしょうし、いろいろな硬さを楽しみたいということもあるのかもしれません。替え玉というシステムがあるのも独特で、安くて美味しいものを多く食べたいという通の願いを叶えられるようになっているのが、この博多ラーメンの人気の理由でもあるのでしょう。point 294 | 1

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写真:tabelog.com

ただ、数ある硬さ指定でも最上級にランクされている粉落としというのは、ツウもびっくりというレベルになっているようです。その名の通り粉を落としただけですから、既にゆでるというようなレベルではないということにもなっています。硬いというよりは、そのままという方がいいのかもしれません。お店によっては、この粉落としを超える硬さで生麺というものを用意しているところもあるようです。こうなると既に粉すら落とさないということになるのでしょうか。通もいろいろと要求はあるのでしょうが、こうなると遊んでいるかのようなものともなってきます。麺をゆでるということさえ否定しているので、お店側としてもこれはがっかりということになるのかもしれません。ただ、麺をゆでる工程は必要なくなるわけですから、これはこれでお店としては喜ぶのかもしれません。point 428 | 1

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写真:main-dish.com

麺をゆでませんから、これで麺がスープに絡んでいくようなこともないような気がするのですが、通になるとスープの中で麺をゆでているのかもしれません。通はいろいろな楽しみ方を試すこともあるでしょうから、こうした遊び心も持っているということなのかもしれません。それにお店側も応えてしまうということがあるのでしょう。粋な心を持っているということなのでしょう。

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写真:matcha-jp.com

ラーメンは元々日本で出来た料理ではなく、中国から来た料理が日本で形を変えて人気となったものでもありますから、変化を楽しむということは元々あったのかもしれません。これはお客さんだけではなく、お店側もいろいろと試すことがあったのでしょう。日本ほどいろいろなラーメンが開発されているところはありません。ラーメン博物館が出来たりするぐらいに、人気となった理由は安くい美味しいということもあるでしょうが、いろいろなバリエーションがあるということもあったのでしょう。毎日のように食べる人もいるので、味に変化を付けたりすることも行われるようですから、こうしたことが繰り返されているうちに今のような形に変化していったと思われます。point 379 | 1

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写真:takumen.com

ラーメンは日本で独自に進化をしましたから、自分勝手にいろいろなことをしてもいいという雰囲気があったのでしょう。今ではつけ麺というようなものも登場したりしていますし、麺もいろいろな種類が登場するようになっていますから、こうしたさまざまなものを楽しめるのもラーメンの魅力の一つとなっています。ツウの人でも一般の人でも等しく楽しめる料理です。

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