15日、漫画家の倉田真由美さん（47）がTOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9：00）に生出演した際、沖縄・石垣島にあるラーメン店が「日本人お断り」の張り紙をし、この件に関して様々な意見が飛び交っている問題について言及しました。

「日本人お断り」に至った経緯

問題となっている、そのラーメン店は、もうけが出なくなるため「1人1杯の麺類注文」や「乳児を連れた家族連れお断り」などの張り紙をしていましたが、団体客の中で注文しない人や、店のルールに納得がいかず悪態をつく客が増えていったようです。そのため、店主はその対応として、マナーの悪い日本人客の入店を拒否する張り紙を掲示するに至ったと話しています。point 240 | 1

国籍差別だ

倉田さんはこの問題について「これはおかしいでしょ。国籍で決めつけて“○○人はマナーが悪い”って言ってるんですよ。反対の立場だったら腹が立つでしょう？　“日本人はマナーが悪いから、アジア系の人はマナーが悪いからダメです”みたいな店があったら、とんでもない人種差別、国籍差別だと思う。これは日本人の店が日本人客お断りと言っているから差別色が薄まっているけど、やっていることは全く一緒ですから。本当に嫌い」と真っ向から批判しました。point 274 | 1

お店としてどうなの？

同番組にコメンテーターとして出演中のタレント、武井壮さん（46）は「この店で何があったのかなと思う。こういう張り紙をしないといけないくらい、観光に来た日本人が5、6人で入店してラーメン2杯ぐらいしか頼まなくて、あとは喋っているとか。そういうことが多々あったのかなと。経営に響いて、お店を畳まないといけないことがあったのかなと想像はできますが、僕は『1人1杯注文してください』という強制は、お店としてどうなのかなって思います。僕はラーメン店でラーメン食べない時もある。餃子3枚にライスとか…」とコメント。point 318 | 1

国籍で決めつけるのは危険

また、タレントのミッツ・マングローブさん（44）は「お金を落としてくれれば。みんながみんな『1杯のかけそば』みたいに分け合って食べて、長居されてしまったら…。商いをしていく上での苦肉の策だったのではないか」と別の角度から意見を述べました。

倉田さんは最後に「こういうことには目くじら立てて怒るべきだと思う。日本人同士だとはいっても、日本人だからとか国籍で決めつけることをやっている訳だから。これは危険なことだよ。“この国の人はこういうもんだ”とざっくり決めつけるのはとっても危険」と怒りは収まらない様子でした。

ネットの声

「ラーメン店がルールを作るのはよくあることで珍しいわけではない。
嫌ならいかなければいいだけのこと。」

「都内では普通に守られているルールなんだが…
なぜここに来る日本人は守らないんだ？」

「日本にあるのに日本人お断りにしたら潰れないかな？とは思うけど、個人商売だし、店主の好きなようにすればいいじゃん。差別だと思うなら行かなければいいのだから何ら問題はない。」

「最近思うのは全ての人に平等に全ての権利が与えられると思い過ぎてると思う。もちろん人類皆平等 素晴らしいと思うが、店側にもお客を選ぶ権利はあると思うし、それだけの理由もあったのだと思う。
その店が嫌なら別のラーメン店を選べば良いだけ。」