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ニッポンラグビーは破竹の勢いで連勝なのに、バスケの未来は…絶望的?


八村塁のNBA入りで盛り上がる日本のバスケットボール界。

2016年にスタートしたBリーグが軌道に乗り、来年の東京五輪への出場も決まるなど、

ここ数年、明るい話題が続いているが、5日に行われたバスケットW杯アメリカ戦は、まさに“惨劇”だった。スポーツライターがいいます。

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“3軍レベル” アマチュアのようなニッポンバスケ?

文春

「世界大会でアメリカと戦うのは47年ぶりということで、日本がどこまで通用するか注目された試合でしたが、終わってみれば、世界との絶望的な差を見せつけられただけでした。

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トップクラスの試合では30点差を付けられたら勝敗は決まりですが、第2Q前半にはすでに30点差が付き、点差は最大で60点まで開きました。

最後は少し点差が縮まりましたが、バスケットの暗黙のルールで、アメリカが点を取りに来るのをやめただけ。

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しかも、今回のアメリカのメンバーは全員NBAのレギュラーですが、ベストメンバーと比べれば“3軍”レベルです」(スポーツライター)

 

NBA

八村ブームで盛り上がる日本バスケット界に、強烈な冷水を浴びせたアメリカ戦でのボロ負けでした。

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しかもチェコ、トルコ、ニュージーランド、モンテネグロにも敗れ、全敗で大会を終えました。

 

世界制覇ももうすぐ、日本のラグビー

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ここで思い出されるのがラグビーです。1980年代からラグビーを見続けてきた週刊誌のスポーツ記者がいいます。

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「ラグビーは80年代、サッカーよりも人気があり、早明戦で7万人近くの観客動員を記録したこともあります。

しかしJリーグの開幕によって人気でサッカーに押され、ダメ押しとなったのが1995年のW杯です。

この大会で日本はニュージーランドに17対145というボロ負けを喫し、これで一気にラグビー人気は衰えました。

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その後、2015年のW杯で南アフリカを撃破して、再びラグビーに注目が集まるまでに、20年を要しました」(スポーツ記者)

 

田臥勇太、日本バスケの未来

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“よりによって”というのはテレビ局に酷だが、バスケットのアメリカ戦は、フジテレビが2時間半の枠を取り、日本人初のNBA選手となった田臥勇太をゲストに迎えて生中継が行われました。

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ただそれでも、明るい未来はあります。

 

フジテレビ

「昨年、ある機関が行った調査によれば、バスケットボールの登録競技者数はおよそ62万人で、剣道、サッカーに次いで3位です。

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また、中学の部活動の男子生徒の部員数でも、バスケットはサッカー、軟式野球に次いで3位で、非常に裾野が広いのが特徴です。

バスケットと言うと、すぐに身長の問題にされがちですが、平均身長が日本人とほとんど変わらないアルゼンチンは、2004年のアテネ五輪で金メダルを取っています。

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正念場は、44年ぶりに出場が決まった来年の東京五輪でしょう」(前出・スポーツライター)

 

まとめ

Townnews

逆に言えば、東京五輪でも惨敗を喫するようなら、日本のバスケットの未来は無いということです。

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五輪ではW杯よりもさらに格上の選手が揃うが、ラグビー南ア戦並みのジャイアントキリングを期待したいものです。