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男女によってその心理が変わる!?黒い服を好んで着る心理とは何か?


人はどんなファッションをするかによって心の状態が大きく変化する性質を持っています。今回は黒い服を着ることで、どういった心理になるのかを男女別に検証してみました。


写真: jasrac55.blog55.fc2.com

まずは女性の心理から

男性と比べて情緒的な反応をしやすいのが女性。黒色の服を無意識に好んで着ている女性は「感情的な自分を制御したい」と考えている可能性があります。思春期の女性は友達とべったりとした距離になることもしばばあります。いわゆる「連れション」の距離感。こういった近しい距離感というのは、当然ながら相手に対する依存心も含んでいます。いつまでもそのような関係を続けていては、人として成熟することができません。point 282 | 1

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写真: pinky-media.jp

黒は「独立」という意味合いを持っています。黒色を身にまとうようになったら、それは「自立した女性」として歩き出した証拠なのかもしれません。「どうなろうが人間はひとりで生まれ落ちてひとりで死んでいくもの」といった覚悟。それを持っている人が、黒のファッションを好んでいるのは合点のいく話です。実は色というのは非常に強いメッセージを持っているのです。

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黒服を着る男性の心理

同じ黒服でも女性と男性では、その意味合いが変化します。男性は面子やプライドといったものを価値の上位に位置づけます。「男たるもの弱みを見せてはいけない」というのが、かつての日本男児に求められる考えでした。今では大分薄れてきましたが「人前で泣いてはいけない」という十字架を男性のみが背負わされるのも、やはりそれが外部に対して隙を与えることと直結しているからでしょう。黒づくめの男性などが特に顕著なのですが、実は豪快に見えても繊細な部分を持っている人が大半。脆弱性を無意識レベルで自覚しているからこそ、それを悟られないとあのようなファッションになってしまうのです。point 289 | 1

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写真: www.b-lab.jp

こういうタイプの男性は、心を許した相手に対してやたらと自慢話をしたり傲慢に振舞う傾向があると言われています。心が満たされて余裕がある人というのは「俺はすごい人間なんだ」と自ら言うことはありませんし、誰のも優しくできます。「自分には価値があって、すごい人間なんだぞ!」と言語化してしまう人たちというのは、心の奥底では今の自分に満足できていません。しかしそれをたくさんの人に知られてしまうことは、かなりの恐怖。だからこそ黒という鎧で、傷つきやすい自分を保護していると言えます。point 302 | 1

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中には単純に好きだから着る人も…

ここまで説明してきたことは、心理学的なアプローチでした。中には黒が単純に好きだからという理由で着ている男女ももちろん存在します。黒服の実用性として、汚れが目立ちにくいという点が挙げられます。白いシャツでカレーうどんでも食べようものなら、かなりの高確率で汁がシャツを汚してしまうはず。

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写真: tabi-labo.com

しかしこれが黒なら、ぱっと見た感じではほとんど分からないのです。もちろん実際には汚れているので、洗う必要があるものの、細かいことにこだわらない人は、いささかズボラな理由から黒い服を好んで着るようです。

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まとめ

服というのは気分に影響を与えることは周知のはず。喪服を着ると条件反射的にはしゃぐことができなくなります。それは「喪服を着ている」という認識もさることながら、色が与えている力の大きさを証明しています。たまに黒色の服を着るというのは、ほとんどの人に当てはまるでしょう。

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写真: sydankuten.hatenablog.com

しかし八割方黒だったり黒しか持っていないという人は、何らかの心理が働いていると考えるべき。クローゼットを見渡してみて、いつの間にか黒が増えていたという人がいるかもしれません。そういう人たちは、無意識の色選びが何かのサインであると考えましょう。今の自分を見つめ直す良い機会かもしれません。現在直面している問題や人生の課題を、黒い服が教えてくれているのかもしれませんね。

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