中華料理の代表格であり、簡単に思えて作ってみると意外と難しいことが実感できるのが天津飯ではないでしょうか。しかし材料としてはそれほど高額なものは使わず、揃えるのが難しいメニューではありません。だからこそ、自宅で美味しく作れたら良いのにと感じる人も多いはずです。自宅でも美味しい天津飯を作ることは十分に可能であり、レシピをしっかり抑えておけば何の問題もなく作ることができます。もちろんコツもあるので、しっかりと手順と内容を守るようにしましょう。
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天津飯に必要な材料
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材料は、卵一つに対して100ミリリットルの水を使います。あとは卵の数に合わせて水は増やすようにしましょう。水に、ウェイパーや醤油、オイスターソースや日本酒、みりんとごま油、そしておろし生姜を好みの量使います。おろし生姜はチューブのものでも問題はありませんが、生のものをすりおろした方が、より風味が出て美味しくなることは確かです。あとは玉ねぎとネギ、片栗粉と塩胡椒、そしてカニ缶やむき海老、カニカマなど好みの具材を準備しておきましょう。もちろんカニ缶といった本格的なカニを使った方がお店の味に近づきます。
天津飯の作り方
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作り方は、卵をとき、塩胡椒をしてさらにときます。あわ立ててしまわないように優しく混ぜることもポイントです。火を通す必要がない具材は、ここに入れておきましょう。
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次はお鍋に水とウェイパー、醤油、オイスターソース、みりんと日本酒、ごま油と生姜を入れて強めの中火にかけます。味をみて塩胡椒もたすようにしましょう。沸騰したら、倍の水で溶いた片栗粉を入れ、とろみをつけます。別のフライパンにごま油を入れて玉ねぎを炒め、塩胡椒も入れて炒めます。その時に出た油は、最初に混ぜた卵液に入れると、風味が増しお店の味に近づきます。
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玉ねぎも卵液に入れ、玉ねぎを炒めたフライパンにごま油を足してから強火にして熱し、十分温まったら卵液を一気に流し入れます。中心から大きくかき混ぜます。大きくかき混ぜることにより、ふんわりとしてお店のようなふわふわの卵になります。卵を炒める前に餡を温めておきましょう。餡には酢を垂らしても美味しくなります。その後、あらかじめ盛り付けておいたご飯に、玉子を乗せ、餡をかけます。最後に好みでネギを散らしたら出来上がりです。
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卵は手早くかき混ぜて炒めすぎないことがポイントとなってきます。ふわふわの玉子を作ることにより、より本格的でお店の天津飯に近づけることができます。