ブラックバスは食べることができるのかと驚かれる方も多いのではないでしょうか。
北米原産の外来種で、日本全国の湖沼、河川の中に生息しています。外来種であるブラックバスは数が増えすぎて、たびたび問題となっていますので、おいしく食べて外来種の駆除に貢献してみましょう。
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ブラックバス
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ブラックバスは、綺麗な水に生息しているものであれば、食べることができますので、趣味で釣りをやっている人は、塩焼きや、天ぷらやフライ、ムニエル料理などを作ってみてはいかがでしょうか。また最近では、ブラックバスを料理して提供してくれる飲食店までありますので、試しに食べてみてもよいでしょう。
ブラックバスの栄養価は?
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気になるブラックバスの栄養価ですが、低脂肪で高たんぱく、アミノ酸が豊富でタウニンが豊富に含まれていますので、メタボ体形の方や生活習慣病の方に効果があります。
またアミノ酸が豊富に含まれているため、疲労回復効果、免疫力向上効果があります。
気になる味の方ですが、臭みなどはなく、白身魚と同じ感覚で食べることができます。フライにすると、さっぱりとした白身で美味しくいただくことができるでしょう。
ブラックバスの料理法
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ブラックバスの料理法は、まず腹を裂き、内臓を取り出してから、3枚に下ろし、皮をしっかりはぎましょう。このブラックバスの皮は臭みがありますが、しっかり皮をはがすことによって生臭さが消えます。皮は熱湯に入れると、身と皮がはがれやすくなります。
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塩、コショウを振ってから、小麦粉をつけてフライパンでバターを溶かして、焼けば、ブラックバスのムニエルになります。
また小麦粉、溶き卵、パン粉の順で、フライの衣をつけていき、180度の油で揚げればブラックバスのフライの完成です。
タルタルソースと一緒に
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マヨネーズにゆでたまごのみじん切り、玉ねぎのみじん切りと塩、コショウで味付けをすれば、簡単にタルタルソースが出来上がりますので、ブラックバスのフライにつけて食べれば、まるで白身魚のフライのように美味しくいただくことができるでしょう。他にも、魚の身の水分をキッチンペーパーでぬぐい取り、小麦粉をつけ、溶いたてんぷら粉にくぐらせて、180度の油でじっくり揚げれば、ブラックバスの天ぷらが出来上がります。
ほかの料理もいろいろある
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この他にも、煮物や塩焼きなどの料理を作ることができるでしょう。
北海道など、水の綺麗な地域で摂れたブラックバスの場合、刺身で食べることができますが、自分で釣ってきた場合は、やはり安全のためにも加熱した料理で頂いた方がよいでしょう。