もはやどの肩書で紹介すべきかわからないほどに、様々なことをやっているお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんですが、多才なだけでなくたびたび炎上することでも有名です。ネット上であらゆる芸能人と口論を繰り広げているのを目にしたことのある方も多いのではと思います。そんな西野さんですが、また口論になったようで・・・
西野さんは現在、兵庫県川西市の満願寺で『チックタック ~光る絵本と光る満願寺展~』を開催しています。この”光る”というワードですが、作品の絵を光らせるだけでなく、展示会場となる「満願寺」自体も光らせるという試みで、西野さん自身最大の個展となっており注目を集めています。お寺全体が、自身の最新作「チックタック~約束の時計台~」の絵本の世界を再現したものとなっており、とても幻想的な世界がつくられています。
実際に個展に行った人は、「満願寺めちゃくちゃ綺麗だった!感動!!」「絵も素晴らしい、曲も素敵、満願寺もとても綺麗 西野さんにお会い出来て、サイン&ツーショット写真頂きました」「息を呑む美しさと言葉にならない感動。光る絵本と光る満願寺展は間違いなく国宝級!西野亮廣氏という現代の哲学が確かに存在。感化力吸引力で集いしスタッフ達が素晴らしい」と絶賛のコメントが寄せられています。
しかしそんな素敵な個展でもまだ炎上する騒動が起きてしまったようです。西野さんは5日に自身のブログを更新し、「キンコン西野が『営業妨害』でキレられる」というタイトルで、開催中の個展でトラブルがあったことについて更新しました。
彼はその全貌について以下のように語っています。
「満願寺のカフェの前で、購入いただいた絵本にサインを入れていたら、列が伸びてしまって、お店の入り口を塞いでしまったんですね(これは、よくないですね)。すると、お店のオーナーさんが飛び出てきて、『営業妨害だから、他所でやってくれ!』と、ものすごい剣幕で怒ってこられて、本当にたくさんのスタッフさんが汗を流して、この場所(満願寺)にありえないぐらいのお客さんを呼んでくれていることを知っている僕は、『それにしても、言い方があるなぁ』と思ったわけですが、そこから畳み掛けるように、『あと、参拝せずに、個展を楽しんでいる人がいるから、まずは参拝してから、個展を楽しむようにキチンと伝えてくださいっ!!』と怒られてしまいます」
店主が怒ったように店舗の入り口をふさいでしまったことには謝罪の言葉を述べたものの、「僕は、『参拝』はあくまで個人の意思であり、“強要するものではない”という考えでしたし、それより何より、お客さんの目の前で怒鳴り散らすその姿勢が少しだけ納得がいかなくて、その瞬間に、『チックタック 光る絵本と光る満願寺展』を終了させよう」と思っちゃったんです(未熟ですね)」と西野節を披露しました。
スタッフの制止があって、中止にはいたらなかったということですが、今後の予定について「毎年開催しようと思っていましたが、『営業妨害だ!』と怒られてしまったので、さすがに、もう『満願寺』で個展を開催することは二度とありませんが、ただ、この場所の魅力は一人でも多くの方に知っていただきたいので、予定通り、5月12日までは個展を続けて、全国からたくさんのお客さんをお呼びしたいと思います」と話しました。
確かに店主の言い方にももうすこし改善の余地があったようにも思えますが、そもそも”店の軒先を塞がない”というのは何よりも配慮しなければならないルールのように思います。行列ができてしまうようなスイーツ屋さんなどでは、整理券を配布してならばせない、という対応をしたりしているのもそのためです。
そのため、この西野さんの対応にはたくさんの批判が集まっており、以下のようなコメントが寄せられています。
・本当に何様? 境内を借りていてその状況って本来の参拝者の邪魔になってるって気付かないのかな。 言い方云々言ってるけど、迷惑をかけた側が言う言葉かな。
・店主が怒って当然。サインをするなら営業妨害にならないような配慮が必要。主催者側のミス。
・炎上することわかってて、カフェの店主のこと書いてるよね。性格悪い
絵本と個展が素晴らしいだけにこのようなトラブルが起きてしまったことはとても残念ですね。本人も”我慢ができない性格”とはおっしゃってますが、SNSで発信することが簡単であるからこそ、発信する前に熟考したいものですね。