複数のコンセントで繋がれている延長コード(別名: たこ足配線)は、スマホを充電したり、ゲームをする時に使用したりと、その便利さからおそらく使用していない人はいないのではないでしょうか？しかし、延長コードというのは感電の危険性もあり、誤った使用法で命を落としてしまうこともあるので注意が必要です。
延長コードで感電し命を落とした高校生
それはタイでの出来事。とある18歳の男子高校生が自宅で亡くなったまま発見されました。少年の右手は延長コードの上に乗せられていました。警察の調査の結果、少年は延長コードでスマホを充電し、そこに手を乗せたことで感電してしまい、そのまま命を落としたとみられています。point 204 | 1
当時、自宅にいたという少年の叔父は「昨日の夜に叫び声が聞こえたけど、いつもゲームをしながら叫んでいるため、昨日もゲームを楽しんでいるのかと思った」と、特に気には留めていなかったようです。
延長コードで感電しないためには…？
このように、近くに延長コードを置いたまま就寝するというのはかなり危険ということが分かりました。特に今回は、少年が感電したことに誰も気づかなかったという不運が重なってしまいました。これに対し、現地の警察は「子供たちに延長コードの管理を徹底させてほしい」と強く訴えかけています。point 210 | 1
このように、延長コードは便利な反面、安全にも留意する必要があります。まず、延長コードで感電しないためには、自身の近くにはまず置かないことが基本。そして、充電など使用している最中には手足にコンセントが当たらないよう、その使い方を見直すことが大切です。