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    Categories: HEALTHLIFE

妊娠初期時の出血や鮮血が少量の場合は大丈夫?医者へ行くべき…?


妊娠初期に見られる出血や鮮血が少量の場合は、どういった処置をとるべきなのかについて詳しく解説しています。そうなってしまう原因や注意点についても分かりやすくまとめました。

原因は何なのか?

まず妊娠の初期がいつに当たるのかについてですが、妊娠して4週目から15週目までの範囲を言います。妊娠した経験がないお母さんは、ちょっとでも出血があると動揺してしまいます。妊娠初期は「着床出血」があります。生理のときと比べて血の量が少なく、1日から3日程度で収まるとされています。同じく初期に起きる出血で「絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)」というものがあります。

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写真: funin-plus.net

絨毛は、胎児から子宮内膜に向かって伸びていく突起。絨毛が子宮内膜に入ることで胎盤が形成されます。こちらの出血はそのプロセスで起きてしまうものです。血管が破れて出血が起こります。妊娠してから4週目辺りでよく起きるとされているのが「子宮膣部びらん」です。子宮口や膣がただれてしまう状態で、内診や性行為によっても発症します。出血が続くことはなく、ほどなくして止まります。お腹が張ったり痛んだりするということもありません。こちらで紹介した3つ症例はいずれも心配いらないものです。point 303 | 1

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対処法を伝授

自分だけでどういった症状なのかを診断してしまうことは良くありません。少しでも不安であれば、かかりつけのドクターに診てもらった方が安心できるでしょう。その際に、どういった状況で出血があったのかなどをより具体的にしておくとスムーズです。出血の回数やその量、時間帯、どのように痛むのかなどをあらかじめ明確にしておきます。口下手を自覚している人は、ノートなどにまとめることで頭の中を整理しやすくなります。point 204 | 1

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写真: pinky-media.jp

ドクターとしても情報を正確に伝えてもらわなければ、指示の出しようがありません。大変ではありますが、自身の状況をなるべく客観的に見るトレーニングを日ごろから続けておきましょう。ドクターとの信頼関係を築き上げることは、安心して出産する上で非常に大切なことと言えます。もしあまりにも不信感を覚えるようであれば、セカンドオピニオンも視野に入れておきましょう。選択肢は豊富な方が、妊婦さんからすれば精神的な負担を減らすことができます。point 280 | 1

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安静にしていても不安になる人は?

妊婦さんが最も注意すべきことは「流産を避けること」です。これは気をつけていても体質によっては、そうなってしまうケースもあり完璧に防ぐのは至難の技と言われています。しかし心がけ次第で防げることもあるのです。少しでも心配なことが起こったら安静にすることは重要であると言えます。

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写真: xn--n8j3chr3424b4kj93ar80e7dxj0g.com

ただし安静にしていても脳内で、不安をどんどん膨らませていく妊婦さんもいます。彼女たちは性格的にとても心配性な傾向が強く、ひとりでいると事態を悪化させてしまうこともあります。ストレスというのは何より妊婦さんにとっての大敵と言えます。本来は心配すべき症状ではないのにもかかわらず、視野狭窄状態に陥りストレス過多となってしまうこともあるのです。

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写真: xn--n8j3chr3424b4kj93ar80e7dxj0g.com

周囲の人がケアできればいいのですが、そうでない場合は妊婦さん自身が行動をコントロールしなければいけません。繰り返しになりますが、最も良いのはやはり心配になったらすぐドクターに相談できるという関係性を作っておくことでしょう。これができているだけでかなりストレスを減らすことができます。ドクターから「安静にしておいてくださいね」と言ってもらえるだけで、気持ちの負担を軽くすることができるのです。

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まとめ


写真: xn--n8j3chr3424b4kj93ar80e7dxj0g.com

初産の場合、何かと不安になることもあるでしょう。やはりひとりで抱え込みすぎず家族やパートナー、ドクターとしっかりコミュニケーションをとることが大切です。頭でっかちになりすぎることは良くありません。ストレスを減らすためには、新たな命の成長を感じながらお母さん自身がその状況を楽しむということも重要です。

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