近年、若年層の性感染症が深刻化していますが、そんな中、処女のはずの12歳少女が重度の性感染症にかかり、卵管を切除したという驚くニュースが舞い込んできました。彼女はなぜ感染してしまったのか、その理由はなんと〇〇にあったとのことです。
処女のはずの12歳少女がなぜ性感染症に？
それは中国での出来事です。中国東部の浙江省で、12歳の少女が半月にわたりひどい腹痛や下痢、発熱、吐き気に襲われてしまいました。病院で診察を受けたところ、骨盤内炎症性疾患と診断され、卵管が化膿していたため、なんと、手術により右側の卵管を切除するという事態となったのです。point 212 | 1
骨盤内炎症性疾患は女性の上部生殖器(子宮、卵管、卵巣)の病気で、性交渉により感染します。治療可能な病気ではありますが、これにかかったことのある女性は子宮外妊娠の発生率が通常より6～10倍増加し、治療せずに放っておいて感染が血液にまで広がると、死に至る大変恐ろしい病気なのです。
しかし、少女は処女で、2年前から生理が始まっていたもののタンポンを使ったこともなく、最近ケガもしていなかったそうです。さらに、性交経験のない少女の骨盤内炎症性疾患の発生率は100万分の1とされているのですが、なぜ今まで性交経験のない少女がこのような性感染症にかかってしまったのでしょうか？
少女が性感染症にかかった理由とは？
医師が少女から事情を聞いたところ、その理由が分かったそうです。
それは、少女と母親のパンツはタンスの中に一緒にされていて、少女はしばしば母親のパンツをはいていたといいます。母親はかつて膣炎にかかったことがあり、なんらかの病原菌がパンツについたままで、それを少女がはいてしまったために感染してしまったのでは？といった見方をしているようです。
家族、もしくは親友だからといって、何気なく下着を共有してしまうと、このような取り返しのつかないことになってしまうこともあるので、下着は個人でしっかりと管理した方が良さそうですね。