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正しい耳掻きのコツを紹介!間違った耳掻きは危険


たかが耳掻きではありますが、コツをつかんで正しい方法で耳掻きすることは非常に重要です。耳掻きは感覚に任せて適当にやっている方が多いかもしれませんが、本当にそのやり方で合っていますか?間違ったやり方を続けると大変です。

 

間違った耳掻きとは?


写真:日帰り手術ドットコムへ

正しい耳掻きの方法のコツを知る前に、間違った耳掻きのやり方を知ることが重要です。なぜなら、間違ったやり方を避けることで正しい耳掻きになるからです。間違った耳掻きとは、奥まで入れる、寝た状態で耳掻きする、強くこすりすぎる、といった耳掻きです。どれもやってしまっている方いるのではないでしょうか。まず奥まで入れる耳掻きですが、耳の奥には音を聞くための重要な器官があり、非常に敏感です。耳掻きが当たると問題が生じることはもちろん、耳垢を奥に押しやってしまうことによっても難聴のリスクがあります。耳垢は勝手に耳の外に出てくるので、耳の穴から1cm以上奥に耳掻きを入れるのは辞めましょう。手前に出てきている耳垢を取るだけで充分です。point 391 | 1

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写真:美侍

次に、膝枕や寝た状態の耳掻きも良くないです。耳掻きしたときに耳垢が取れますが、綿棒や耳掻き棒につかず、そのまま落ちてしまうものもありますよね。膝枕やそれと同じ姿勢で耳掻きを行うと、落ちた耳垢が耳の穴の奥に入ってしまうのです。同じ寝転ぶでも仰向けなら問題ないのですが、落ちた耳垢が耳の穴の奥に入らない姿勢で耳掻きすることが重要です。耳垢が奥に入ると難聴になるリスクもあります。次に強くこすらないことに関しては、意識している方が多いかと思います。強くこすると耳の中を傷つける可能性があるので、ソフトに耳掃除します。point 310 | 1

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正しい耳掻きのコツ


写真:Zigsow

上述のような間違った耳掻きを避けることが耳掻きのコツになります。具体的には、耳の奥に入れ過ぎない、優しくこする、座った姿勢や立った姿勢など、耳垢が奥に入らない体勢で耳掃除を行う、といったことがコツになります。特に子供の耳掃除をするときに膝枕している方は多いかと思いますが、なるべく座った状態や仰向けに寝た状態で耳掃除した方が良いですね。落ちた耳垢が耳の奥に入るとそれだけで内部の器官を傷つけるおそれがあり、また耳の穴が詰まって聞こえにくくなることもあります。point 303 | 1

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耳垢は人によって違う


写真:YouTube

日本人の過半数はカサカサタイプの耳垢ですが、なかには湿った耳垢の方もいます。カサカサタイプの方は綿棒でも耳掻き棒でも良いですが、湿った耳垢の方は綿棒でないとうまく取れません。そのため、自分の耳垢に合ったものを使用する必要があります。ただし、耳垢がカサカサの人でも綿棒の使用が推奨されることが多いです。耳掻き棒はどうしても耳の中を傷つけるリスクがあるので、耳垢がカサカサの人でも、風呂上がりなど耳垢が湿ったタイミングで綿棒で耳掃除すると安全です。point 298 | 1

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まとめ


写真:ameblo.jp

耳掻きのコツを紹介しました。間違った耳掻きのやり方を避けることで、正しい耳掻きになります。奥まで掃除しなくても耳の構造上耳垢は勝手に耳の外に出てくるので、執拗に奥まで入れないことが重要ですね。また、耳掻きを奥まで突っ込んだり横向きに寝た状態で耳掻きすると、耳の穴の奥に耳垢が入ってしまうリスクがあります。これは耳の内部の器官を傷つけるおそれがあり、そうでなくても耳の穴がふさがってしまうので、耳垢を奥に入れてしまわないよう気を付けてください。耳の手前の方の耳垢を中に入れないよう外に出せば、それが正しい耳掻きのコツになります。point 334 | 1

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