腸内デトックスと聞いて何を思い浮かべますか？大雑把に便秘を解消する事だと捉えている人もいると思いますがそれは結果の一つです。では他にどのような効果があるのでしょうか？また実際にどんな事をしたら良いのでしょうか？紹介します。
便秘解消が腸内デトックスということ？どんな効果が？
写真：detox-web.com
そもそもデトックスとは解毒という意味です。腸内に溜まった老廃物を便と共に体外に排出することが目的であり、そのためには便秘を解消して定期的に排便しなければいけないと言う事です。つまり結果として便秘を解消することにはなりますが最終的な目的ではありません。目的は腸内環境を整え肌荒れを改善させたり、免疫力を高める事です。また代謝が良くなるので結果的にダイエットにつながる場合もあります。他には血液がサラサラになる、むくみやコリの解消にもなります。そして体調の良い期間が続くので気分が前向きになったり、仕事や勉強がはかどると言った副産物と言える効果もたくさんあります。point 377 | 1
腸内環境を整えるにはどんな事をすればいいの?
写真：detox-web.com
まずは自分に合った便秘解消方法を探すことが大切です。多くの人が意識して水を多めに飲む、軽い運動習慣づける、食物繊維を多く含む食品を積極的に摂るなどしています。お腹に「の」の字を書くマッサージも原始的ですが効果があります。また人によっては腸内洗浄を行う人もいますが医療行為なので自分で勝手にする事はできません。便秘対策以外には腸内の善玉菌を増やす必要があります。特に便秘気味の人は善玉菌が減り悪玉菌が増えている状態です。下痢気味の人、腸内洗浄を行った後は腸内細菌自体の数が減っているので腸内細菌が育つ環境を整えてやる必要があります。point 359 | 1
食物繊維を摂ればいい？それ以外に必要な栄養素
写真：benpi.d-nagaya.com
食物繊維にもいろいろありますが、特に水溶性と不溶性の食物繊維が必要です。水溶性の食物繊維が多く含まれる食品はキウイやほうれん草などの柔らかい食感の野菜や果物と芋類です。不溶性の食物繊維はごぼうやレンコンと言った固い食感の根菜類やキノコです。水溶性の食物繊維には腸内の毒素を吸着し便にする働きが、不溶性のものには便の量をカサ増しし排出を促す働きがあります。ほかに摂るべき栄養素は善玉菌を育てる発酵食品です。手軽なのは納豆や味噌ですがキムチはダイエットにも良いと知られているので良く取り入れられている食品です。忘れてはいけないのは油分もきちんと摂取する事です。ダイエットでも油分を抜く人が多いですが、体にはある程度油分が必要です。レノリン酸を多く含む良質な植物性の油分を摂るようにします。point 441 | 1
食べ物だけ改善すればいいの？運動やストレスも関係している
写真：www.wmkmuh.com
軽い運動は血行を良くし、便秘解消につながります。またストレス解消にも繋がる事が多いので腸内デトックスでは良く用いられます。ストレスは全身の体調不良につながり、暴飲暴食の原因にもなります。また前向きな気持ちを削ぐという観点からも腸内デトックスには良くないのです。そして体の冷えは万病の元と言われる通り腸内デトックスにも良くない作用をします。体、特に足元の冷えは下半身の大きな血管を冷やしてしまいます。膝掛けを利用して冷えを予防しお風呂や足湯で体を温める習慣をつけましょう。point 235 | 1
まとめ
写真：macaro-ni.jp
腸内デトックスのためにストレスを解消し、適度な運動をするため、肌状態が良くなりダイエット効果が出始めます。そして、効果を自覚する事で気持ちが前向きになり、また腸内デトックスに励もうという良い循環が生まれます。新しい事に挑戦するタイミングで腸内デトックスを始めてみてはどうでしょうか。