北海道の人気番組が生み出した個性派俳優の安田顕さんについてご紹介していきます。北海道の「TEAM-NACS」に所属しながらも映画や大河ドラマなどで幅広く活躍する安田顕さんは、どんな人物なのかをここでチェックしてみてください。
俳優仲間で結成した「TEAM-NACS」
写真:ウートピ
写真:シアターガイド
北海学園大学に在学中に演劇研究会に所属していた安田顕さんは1993年からタレント活動を開始します。その後、大学卒業の思い出作りのために演劇研究会の先輩である森崎博之さんや後輩である大泉洋さんらと一度限りの「TEAM-NACS」を結成し、すぐに解散して就職します。しかし、会社に馴染むことができずにすぐに退職し、同じように退職した森崎さんが東京から戻ったタイミングで「TEAM-NACS」を再結成することになったのです。この「TEAM-NACS」はメンバー5人それぞれが全国で活躍する俳優に成長していきます。今では「TEAM-NACS」が不定期に開催する全国公演は、すぐにチケットがソールドアウトになります。「TEAM-NACS」は全国でも指折りの人気演劇ユニットになったのです。
小さな劇団俳優が人気者になるきっかけはあの番組
写真:Amazon
安田顕さんの出世のきっかけになったのは、大泉洋さんと鈴井貴之さんが出演していた「水曜どうでしょう」という番組です。マスコットキャラクターの中に入って出演していたのですが、いつの間か準レギュラーとして定着します。「水曜どうでしょう」が全国で人気になるにつれて、出演者である安田顕さんの知名度も上がってきます。大泉さんが東京に進出するのと前後して、安田さんも全国放送のドラマに出演するようになります。端役であっても隠せない存在感があったために、いい演技ができる俳優として知られるようになったのです。確実に俳優として足場を固めていた安田さんは、大河ドラマに出演することで俳優としての地位を確固たるものにします。
人間としての安田顕
写真:アメーバニュース
安田顕さんは所属事務所の社長が変わっているというほど人柄が変わってます。しかし、学生時代から付き合っている女性と8年の交際を経て結婚する誠実さを併せ持っている人物でもあります。結婚する前に相手の親御さんに経済的な心配をかけないために、貯金を作ってからご挨拶に伺ったという逸話があるくらいです。プライベートでは誠実でも仕事では破天荒なことが多く、北海道のローカル番組では安田さんのせいでお蔵入りになった映像がいくつかあると言われています。
個性派俳優である安田顕さんについてもまとめ
写真:HTB online
北海学園大学の演劇研究会仲間と作った「TEAM-NACS」が安田顕さんの俳優の下地になっています。全国区になるきっかけは「水曜どうでしょう」という番組です。プライベートの安田顕さんは誠実で真面目な人ですが、仕事では破天荒なことが多いようです。
