X
    Categories: LIFE

沖縄の代表的なお茶といえば「さんぴん茶」、その効能とは?


さんぴん茶とは?


写真:item.rakuten.co.jp

さんぴん茶とは沖縄で親しまれているお茶で、中国のジャスミン茶と非常によく似ています。沖縄の自動販売機やスーパー、コンビニ等で缶やペットボトルで気軽に購入できる定番人気のお茶です。ではなぜ「さんぴん茶」という名前が付いたのでしょうか?その名前の由来は、ルーツは中国にあります。中国ではジャスミン茶を「シャンピェンチャ」(香片茶)といいますが、それが沖縄に入り、なまって「さんぴん茶」になったといわれる説があります。また味は本場のジャスミン茶に比べると柔らかく、まろやかな味が楽しめます。point 313 | 1

ADVERTISEMENT

「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」の違い


写真:ganmaga.jp

「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は、基本的には同じです。そもそも「ジャスミン茶」という茶葉はなく、緑茶やウーロン茶の茶葉にマツリカ(ジャスミン)の香りをつけたものがジャスミン茶というわけです。茶葉の品質や香り付けの回数によって、値段が異なります。お茶の本場中国をはじめとする外国では、ジャスミン茶にミルクを入れてミルクティーにしたり紅茶と混ぜたりと、中国茶と何か他のドリンクを混ぜて飲むことも多いようですよ。point 286 | 1

ADVERTISEMENT

さんぴん茶の効能効果とは?


写真:macaro-ni.jp

●リラックス効果

「さんぴん茶」にはジャスミンの花に含まれるベンデルアセデートとリナロールという香り成分が含まれているので、自律神経の緊張を緩和する効果が期待できます。このことから、ストレスによる負担を抑えたり、脳をリラックス効果があるといわれています。

ADVERTISEMENT

●覚醒効果

さんぴん茶にはコーヒーほどの量ではありませんが、カフェインが100mlあたり15〜17mg含まれています。ほどよい覚醒効果で朝の目覚めをよくする効果もあるので、起床後すぐにさんぴん茶を飲んだり、仕事の合間に飲むなどすると覚醒効果があるためいいとされています。

ADVERTISEMENT

さんぴん茶のおいしい入れ方


写真:100.ajima.jp

適温の80度で茶葉を蒸すとおいしくいただけます。まず、熱いお湯を急須に入れ、それを全員分の湯呑みに入れます。湯呑みから急須に戻したあたりで温度は適温の80度くらいになります。沸騰したやかんから茶碗や湯呑みに注ぐだけで、約8度〜10度下がると言われています。また、やかんで沸かす際、鍋底からふつふつと泡が沸き始めてきたら、80度くらいの温度になるので、こちらも目安として覚えておきましょう。急須に茶葉を入れ、湯呑みのお湯を注ぎ、30秒~1分ほど蒸らします。湯呑みに最後の一滴まで注ぎきってから飲みましょう。なお、さんぴん茶は4煎位までは飲めますが、1煎ごとに薄くなっていきますので、蒸らし時間を長くして調整してみてくださいね。point 390 | 1

ADVERTISEMENT

まとめ

中国のジャスミン茶によく似た、沖縄の「さんぴん茶」をご紹介いたしましたがいかがでしたか?さんぴん茶には、リラックス効果やカフェインによる覚醒効果などがあることもよくわかりましたね。美味しいだけでなく、健康的にもいいので是非体に取り入れてみたいものですね。

ADVERTISEMENT