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インド映画はダンスが凄い!突然歌って踊るのは何故?!


インド映画はダンスが凄いものが多いのです。突然歌って踊るののは当たり前ですし、逆に歌や踊りがないというものがないものがほとんどないといってもいいぐらいです。こうなるのはインドが多民族の国家だという事に関係があります。日本のように民族が一つというわけではなく、多くの民族からなる集合国家となっているので、分かりやすいダンスや歌が好まれるというわけです。下記にこのことについてもう少し詳しく解説しましょう。

写真:the-rankers.com

◼︎インドといっても共通の言葉が通じないこともある

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写真:japaneo.co

インドというと世界で二番目に人口が多い国です。将来的には中国を抜いて一番になるとも考えられています。そうした国ですから、まずは言葉が一つに決まっていないということがあります。一説には22もの言葉があるともいわれていて、全ての人が同じ言葉を使っているわけではありません。となれば、違う言葉の映画を見ることもあるわけで、そうした時にストーリーが中心の映画だと全く見どころなく終わってしまうことになります。ですが、歌や踊りがメインになってくると、これはどんな言葉の映画でも見られることになります。日本人が米国の歌をよく聞くように、詩になれば言葉の壁はかなりなくなります。とすれば映画を作る人としては多くの人に見てもらえるものを作ることになるわけで、当然歌や踊りがメインになるものが多くなるというわけです。日本の子供たちも歌や踊りは大好きです。それが日本の歌であっても外国の歌であっても受け入れられます。それは歌や踊りが分かりやすいからです。言葉の意味が分からなくても踊りは見ていれば楽しいですし、歌もメロディーを歌えれば楽しくなりますから、楽しみ方がシンプルでどんな言葉であっても楽しく見られるので、インド映画はとにかく踊る、とにかく歌うというものが多くなってくるわけです。大衆向けを考えるとそうなるということです。point 568 | 1

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写真:blogs.yahoo.co.jp

◼︎歌や踊りに国境はない、まるでミュージカルのように

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写真:cauvery-south-cine.at.webry.info

インド映画はミュージカルのような感じで作られています。何故かというと、ミュージカルは言葉で表現するというよりは、体の身振りや手ぶりなどの動作で表現することが多いからです。愛を表現する場合でも、びっくりするほど過剰に体で表現をするのがミュージカルといってもいいでしょう。ですから、言葉がなくても話が分かるわけです。ですから、ミュージカルは言葉が分からない人でも楽しめます。それは、見ているだけで十分に内容が伝わってくるからです。ミュージカルにおいては、言葉は体の表現をさらに誇張するようなものといってもいいかもしれません。既に体の身振りでかなりのことを表現できているのですが、それを補完するような形で言葉が付いてきます。ですから、逆に言葉が違っていても特に違和感なく見られてしまうのがミュージカルです。そのためミュージカルには国境がありません。日本にも外国からミュージカルの公演をする人たちが来たりします。それは日本でも通用するからです。そして、それと同じことがインド映画についてもいえるということです。過剰なまでの演出はまさにミュージカルそのものといってもいいでしょう。急に歌や踊りが始まるのもミュージカルと同じです。場面の盛り上がり等を表現するにはそうするのが最もわかりやすく伝えやすいのです。point 583 | 1

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写真:jin115.com

◼︎まとめ

インド映画はダンスが凄くて、常に踊ったり歌ったりもしているものが多いのですが、これは多民族国家ということが関係していると考えられます。一つの民族で構成される日本とは違って共通の言語を持たない人たちで構成されているので、誰が見ても分かる歌や踊りが必要になるわけです。日本でいうところのミュージカルのような映画になってしまうわけです。それは、分かりやすさを追求した結果であり、どんな人にも分かるものとしようとした結果がそうなるというわけです。point 287 | 1

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