福岡県篠栗町で2020年、当時5歳の男児を餓死させたとして、保護責任者遺棄致死罪などに問われた母親の「ママ友」の赤堀恵美子被告（49）の裁判員裁判判決公判が21日、福岡地裁で開かれました。
福岡地裁は21日、求刑通り懲役15年の判決を言い渡し、求刑通りの結果にネット上でも様々な声があがっています。冨田敦史裁判長は「重度の低栄養状態に陥っている被害者を認識しながら、（母親を）心理的な支配から解放せず、（被害者の）不保護を継続させた」などと述べ、保護責任者遺棄致死罪の共犯と認定しました。point 211 | 1
赤堀被告は、翔士郎ちゃんの母親の碇利恵被告（40）=同罪で懲役5年の判決、控訴中=の生活を支配する中で、翔士郎ちゃんへの食事の制限などを指示したなどとして起訴されていました。しかし一方で、赤堀被告は裁判で、「指示はしていない」と全面的に否認していました。
裁判で検察側は、赤堀被告が碇被告に送っていたLINEの内容などから、赤堀被告が翔士郎ちゃんへの虐待や食事制限を命じていたと指摘したうえで、赤堀被告が支配的な立場に立ち、それを最大限利用していたと主張。弁護側は一貫して無罪を訴えていたものの、求刑通りの懲役15年が言い渡されました。point 202 | 1
一連の報道にネット上でも様々な声が上がっています。
「当然の判決だけど求刑通り懲役15年の判決だったことは評価したい。」
「このニュースを見てきた者としては、法律によるものとはいえ、懲役15年でも短いと感じる。 何故、亡くなった子供には、15年以上の長い人生があったのだから。」
「自分はこんなに太ってて、男の子は餓死…。 この犯人には食べ物を碌に与えないことが一番の苦しみになると思う。餓死に至る過程を経験させるべき。」
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