今月７月２５日、芸能プロダクションの代表の男ら２人が、３０代の女性を東京・新宿区にあるハプニングバーに連れ込み、性的暴行を加えて、軽傷をおわせたとして警視庁に逮捕されたことがわかりました。その事件の内容と逮捕された２人の男についてまとめました。
今回強制性交傷害の疑いで逮捕されたのは芸能事務所「ワールドビジョンプロ」の代表取締役、塩見剛史容疑者（３９）とイベント会社社長、園部宗徳容疑者（３１）の２人です。警視庁の発表によりますと、２人は今年３月、新宿区大久保のハプニングバーで３０代の女性会社員に性的暴行を加え、軽傷を負わせた疑いが持たれています。point 206 | 1
今年の３月に、２人はコマーシャルの出演者のキャスティングについて打ち合わせをしていた３０代の女性をハプニングバーに連れ込んだということで逮捕されましたが、警視庁は捜査に支障があるとして、２人の認否を明らかにしていません。
２０１７年にも、芸能事務所社長が、声優志望の30代女性に性的暴行などを加え、現金を奪ったとして、強姦致傷と強盗の容疑で佐藤弘樹という男が逮捕されるという事件がありました。この事件は、事務所の事務室で契約を断りにきた声優志望の女性に対し、顔を平手打ちして両手で首を締め、性的暴行を加えてケガをさせ、さらに迷惑料として10万円をATMから引き出させるというあり得ないものでした。point 240 | 1
この男は他にも、別のタレントの女性５人に対しての性的暴行や現金を奪ったりしたことがわかっており、その後、元芸能事務所社長の佐藤弘樹被告に懲役23年の判決が言い渡されました。判決の根拠としては、近くのコンビニで現金10万円を引き出させて奪った疑いと、タレント志望の女性に契約書を書かせようとしたとして強要容疑で逮捕され、この女性に対する強姦と強盗未遂罪でした。point 232 | 1
今現在、吉本興業の「圧力」問題でも話題になっているように、このような芸能事務所の社長や役職ある立場を利用してタレントに対して脅迫や強要する行為は絶対に許される行動ではなく、ましてや力で負ける可能性の高い女性に対してのこのような行為は絶対容認できるものではないので、警察には余罪がないかも含めてしっかりと捜査してほしいですね。point 215 | 1