便秘は経験したことのある人にしか分からないほどの苦痛から、悩まされている人も多いのではないでしょうか？特に、女性はホルモンバランスの関係で便秘になりやすいと言われています。
通常、便通は毎日あるのが健康な状態だと言われており、３日以上便通が無かったり、便が硬かったり量が少なく残便感があるような状態を便秘と呼びます。また便秘になると、腸にガスが溜まりお腹が張るような痛みに襲われ、腹痛だけでなく吐き気を伴う場合もあるそう。
しかし、便秘はこれらの苦痛よりも、便が排出されないことによる身体への影響が一番深刻な問題だといいます。実際に深刻な便秘に悩まされたある女性のレントゲン写真がネット上に広まり、ネットユーザーに大きな衝撃を与えています。
先日、台湾のあるオンラインコミュニティに幼い頃から便秘に悩まされてきたAさんの話が掲載されました。
その話によるとAさんは、トイレに行っても１～２時間は便座に座っていないといけないほどの便秘の持ち主で、それほどトイレにこもっていても出ない日が多かったといい、なんと最大で１７日間も便が出ない日が続いたそう。
苦痛に耐えきれず、病院を訪れるも「便秘だから水をよく飲んで、野菜をたくさん食べてください」とだけ言われたそうで、家で実践するも結局便秘が解消することはなく、Aさんは一人便秘に関する本を読み漁り、医師に「レントゲンを撮って欲しい」と告げたといいます。
そしてレントゲンを撮ってみるとそこには、心臓近くまで膨れ上がった大腸が映し出されていたのです…！レントゲンをよく見ると、しわが無くなるほどパンパンに広がった大腸を確認することができます。
Aさんは、「唯一の解決策が大腸を切ることだけど、後遺症が心配」と明かし、ネットユーザーにアドバイスを求めました。
Aさんのように体内に排泄物が蓄積すると、慢性腸炎になったり、高熱やめまいがひどくなり気絶する場合もあるといい、さらに深刻化すると敗血症や腹膜炎など命に関わる病気になる可能性もあるといいます。
これにネットユーザーからは、便秘の怖さと快便の大切さに改めて気づかされたといった反応が相次いでいるようです。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止（違反時の法的措置）]