ジョンレノン射殺事件

世界一有名なミュージシャンのひとりザ・ビートルズのメンバー、ジョン・レノン。彼は1980年12月8日に40歳で凶弾に倒れるまで、最前線で活躍した偉大なミュージシャンだ。彼を射殺したのは、ジョンの熱狂的なファンであるマーク・チャップマンという男。最も衝撃的なのが、ファンに向けてサインをしている最中に撮られた写真だ。なんと、この写真で右に写るのが犯人のチャップマンだ。

写真：www.gibson.com

この写真はジョンが殺害される数時間前に撮られたものだが、ジョンは自身が発売したアルバム『ダブル・ファンタジー』にサインをしている。サインをした日の夜、スタジオでの作業を終えたジョンと妻のヨーコが、自宅アパート前に到着して車を降りた時、待ち構えていたチャップマンが「レノン？」と呼び止めると同時に銃を構えて5発を発射。その内4発がジョンに命中し倒れた。ジョンを銃撃した後、チャップマンは現場から逃げるわけでもなく、警察が到着するまで『ライ麦畑でつかまえて』を読んでいた。point 301 | 1

写真：www.dailymail.co.uk

自爆テロにあった4人

2013年にレバノンのベイルートで撮影された4人組の写真。しかし、その数分後に自爆テロが発生する。爆発したのは写真左上に写っている金色の車だったそうだ。

写真：nationalpost.com

このテロは政治家を狙ったものだったらしく、元財務相を含む7人が死亡し、数十人が負傷。死者の中には、写真の中で赤いパーカーを着ている16歳の少年も含まれていた。この車の前で撮られた写真はインターネット上で広まり、SNSには彼の死を悼むメッセージが溢れた。

写真：now.mmedia.me

シャワーを浴びる男性の寂しげな顔

写真：gumbumper.com

2008年にアリゾナ州で撮影された一枚。写真に写るのは、当時30歳だったトラビス・アレキサンダーという男性。撮影したのは元恋人のジョディ・アリアスだ。そしてこの写真が撮られた直後、トラビスはジョディに殺害される。

写真：gumbumper.com

トラビスの遺体には29箇所にも及ぶ刺し傷があり、顔面は銃で撃たれていた。ジョディはその後殺人罪で起訴されたが、裁判では「殺したのは正当防衛だった」「トラビスから性的虐待を受けていた」と言い張った。ジョディは、2人のテレホンセックスを録音したテープを証拠にトラビスの異常性を訴え、無罪を主張していたが、「事件現場にいなかった」と証言するなどコロコロと主張を変えていたことや、正当防衛で29箇所も刺す必要がないことなど食い違いを指摘され、2015年に仮釈放なしの終身刑が言い渡された。point 306 | 1