大阪に本社オフィスを構える「ラッパのマークの」でお馴染みの正露丸が、会社のビルからみえる、関西の大動脈である「阪神高速道路」の写真をTwitterに投稿しました。しかし、その写真には関西の大動脈の道路にクルマが1台も走っていないという様子が映し出されており、その非現実的な光景が話題になっています。
今回、阪神高速のすぐ近く、大阪に本社オフィスを構える「ラッパのマークの」でお馴染みの正露丸がTwitterに投稿したのは、ビルから見下ろした阪神高速の写真です。東京の首都高のような役割を果たしているため普段は24時間車が行き交っている道路なのですが、その写真に映る阪神高速はまるで世界が静止したかのように車が一台も走っていません。point 219 | 1
この光景にネットからは「すごい！」「初めて見た」「人類は滅亡したのか？」といったおどろくコメントが多く寄せられており、また、道のプロであるタクシー業者「MKタクシー」の公式Twitterからも、「初めてこんな景色をみました…！」とリプライがきており、その光景の異常さがわかりますね！
このほかにもTwitterでは静止した阪神高速を見下ろす動画が投稿されており、「たまに走ってるパトカーとか白バイがめちゃくちゃ気持ち良さそう（笑）」と白バイなどの警察車両だけが阪神高速を走っているという、非日常的な景色を見て楽しんでいる人が多くいるようでした。
ではなぜこんなことが起きたのでしょうか？ それは、2019年6月27日から、翌日の28日から始まる首脳会合「G20大阪サミット」にあわせて、大阪府内では大規模な交通規制が敷かれていることが原因です。これにより、1号環状線、16号大阪港線は全線通行止めになっているほか、4号湾岸線、5号湾岸線、6号大和川線、11号池田線、12号守口線、13号東大阪線、14号松原線、15号堺線でも通行止区間が設定されています。point 260 | 1
この大型規制は、今回のG20大阪サミット開催の6月27日から30日までの4日間を予定しており、その間は府内の一般道も含めた大規模な封鎖、通行止めが行われる予定となっています。この関西の物流の中心道路での大型規制により、西日本と東日本を行き交う物流に大きな影響が出ており、ヤマト運輸はすでに「6月27日から7月2日頃まで、関西地方の一部地域がお届け先または発送元となる荷物のお届けに遅れが生じる可能性があります。あらかじめご了承いただきますようお願い申しあげます。」と発表しています。point 298 | 1
それにしても世紀末のような写真で、とても貴重な光景ですね・・・！