2020年12月22日放送の『バイキングMORE』（フジテレビ系）で、MCの坂上忍さんのある行為にネット上では非難の声があがっているようです。
この日の番組では、第3波とも呼ばれている感染拡大が止まらない新型コロナウィルスについて特集。
医師会や自治体へ「ロックダウンに近いことをやっていただきたい」と声明を発した件をクローズアップし、もはや感染防止ため、国民の動きを止めるには、強権的な手段に出るしかない危機的状況であることを伝えていました。
そんななか、坂上さんは「世代別でコロナに対する捉え方に差が出てきちゃって…。」とポツリ。
続けて「若い人たちに感染者が多いのは、それだけ気にせずに動いてるっていう。これは事実ですかね？」と、若い世代の危機意識が薄れているのではと出演者らに話を振っていました。
そこで、番組にレギュラー出演しているタレントのヒロミさんは「いろんな対策がなんとなく出て」「アクリル板とかマスクとかあるけど、第一波のときはこれすらできなかった」などとコメント。
まだ新型コロナに慣れていなかった春ごろ、テレビ業界では今と違ってアクリル板の設置やマウスシールドすらなかったため、この状況を受けて「変な話、この業界もやれちゃってる部分はあるじゃない？」などと、テレビ業界も対策を講じれば動いていいというような風潮になっているのではないか、と指摘したのでした。point 208 | 1
ここ最近では芸能界の感染者も増えつつあり、緩み始めたような印象はありますよね。
テレビ業界について語り始めたヒロミさんに対して、話を振っておきながら坂上さんは「うんうん」とうなずいただけで、それ以上広げることなかったため、視聴者からはヒロミさんを〝ガン無視〟したとして非難の声が殺到。
ヒロミさんに〝反論されたので無視して他人に振り直した〟と勘違いされたようで、実際にネット上では「ヒロミが大事なこと言ったぞ。なぜそれをスルーするんだ？」「何で何も言わないの？」
「ヒロミが言ってるのは芸能界も緩んできたってことだろ？」「毎日、マスクもせず唾ばかり飛ばす番組が増えてるだからな。坂上も何か言うべきなんじゃないか？」などと、その対応に批判が上がってしまったようです。
坂上さんの進行は別に悪態をつくようなものではなかったようですが、視聴者には悪意のある対応と捉えられてしまったようですね。
テレビ業界ではクラスターなども発生している状況ですし、ヒロミさんが指摘していた通りに、対策を講じていればいいといった緩みや油断は禁物ですね。