5月12日に放送された『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に俳優の堤真一さん(54)が出演しました。そこでは、俳優・佐藤浩市さん(58)との共演について、堤さんが「絶対に共演したくないです」と驚きの本音を語る場面があり、これを受けてファンの間では「意外すぎる!!」などの声が上がっています。
堤真一さんとは、「本当にうまい役者ランキング1位」にも輝く、日本を代表する演技派俳優です。23歳で主演デビュー後、36歳で出演したドラマ『やまとなでしこ』(フジテレビ系)で一躍スター俳優の仲間入りを果たしました。その後は、連続テレビ小説「ひよっこ」で広い世代に認知され、「SP」シリーズをはじめとする、「マッサン」や「スーパーサラリーマン左江内氏」などのドラマから、『俺はまだ本気出してないだけ』『海街diary』『海賊とよばれた男』などの映画まで幅広い作品で活躍されています。
そんな堤さんが6月14日(金)より全国にて公開される映画『泣くな赤鬼』の番宣として「ホンマでっか!?TV」に出演しました。同作はベストセラー作家・重松清さんの短編を映画化したものになります。堤さん演じるかつて“赤鬼”と呼ばれた高校野球の監督・小渕隆が、俳優・柳楽優弥さん(29)演じる“ゴルゴ”の愛称で呼ばれたかつての教え子・斎藤智之と再会することに。すると、智之が末期がんで余命半年であることを知った“赤鬼”が、ゴルゴのために彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する…という絆の物語となっています。
そんな堤さんが出演した「ホンマでっか!?TV」とは、強烈なキャラクターを持つ、様々な分野において専門家の方々と番組のメイン司会である明石家さんまさん(63)がゲストをお招きして、トークが繰り広げられる情報トークバラエティ番組となっています。また、「世の中で国民が話題にしている物や噂のエピソードでホンマでっかなこと」をコンセプトとしています。
同番組で、映画の共演者である若手俳優・竜星涼さん(26)と、ある議題に対してお互いの価値観をぶつけあう「どっち派討論会」のコーナーに参加。そこでは、自ら議題を持ち込み、「憧れの人に会いたい派か、会いたくない派か」と言うテーマでさんまさんや、タレントのマツコ・デラックスさん(46)らと白熱の議論を展開しました。出演者が二手に分かれるなか、「会いたくない派」に回った堤さん。理由として、「僕のヒーローなんです」と“憧れの人”元プロ野球選手・江夏豊さんを例にあげながら「(江夏がその場にいた場合)『ファンなんです』って言ったら、にわかファンに思われるじゃないですか。だからイヤ(会いたくない)」と主張しました。
また、堤さんは番組MCの加藤綾子アナから「俳優で憧れの方は?」と聞かれると、大物俳優・佐藤浩市さんの名前を挙げました。かつて俳優・真田広之さん(57)の付き人をしていた時代があったそうなのですが、当時は真田さんと佐藤さん共演していたため「途中でどっちの付き人をしているか分からないぐらい浩市さんには可愛がってもらっていたので、絶対に共演したくないです」と堤さんは告白しました。今でも、佐藤さんに会うと昔の自分に戻ってしまうため、共演を避けたいという意味で「会いたくない」そうです。
さらには、実際に、過去に俳優・椎名桔平さん(54)と飲んでいた時に、佐藤さんが合流したことがあったそう。その時のことを堤さんは「そこまで結構酔っぱらってたのにピシーッ!」と、直立不動になってしまったとスタジオを笑わせていました